リップル社が発行するステーブルコインRLUSDは28日、暗号資産(仮想通貨)取引所Bybitで現物取引が開始された。
RLUSD/USDTやBTC/USDなど複数の取引ペアが提供される。
RLUSDはイーサリアム(ETH)とXRPレジャー(XRPL)に対応し、クロスチェーン機能を備える。時価総額は約7億4100万ドル(約1111億5000万円)で、仮想通貨市場で94位に位置している。
📣 $RLUSD is officially listed on BybitSpot with @Ripple!
Available trading pairs: RLUSD/USDT, BTC/RLUSD, ETH/RLUSD, XRP/RLUSD, MNT/RLUSD:
Availability is dependent on Jurisdiction.
— Bybit (@Bybit_Official) September 26, 2025
機関投資家の採用拡大が上場を後押し
RLUSDのBybit上場は、機関投資家の導入が進むタイミングと一致している。業界レポートでは、取引所はこのような資金の動向を注視している。
また、RLUSDがイーサリアムに対応している点は、多くのDeFiプロトコルとの互換性を持ち、採用拡大に寄与しているとされる。
さらに、RLUSDはトークン化された米国債との統合を進めている。Securitizeを通じて、ブラックロックのBUIDLやヴァンエックのVBILLと交換が可能となっている。
こうした金融大手との連携により、RLUSDの信頼性と流動性は向上。リップル(XRP)の未決済建玉が10億ドルを超えたことも追い風となった。
主流資産への移行と今後の展望
今回の上場は、RLUSDがニッチな資産から主流の仮想通貨取引手段へ移行する転換点といえる。決済、ヘッジ、交換など幅広い用途が期待される。
XRPレジャーでの米ドル連動資産を求めるユーザーにとっても、アクセス手段が広がった。ただし、取引ペアの提供は規制により地域で異なる場合がある。
現実世界資産(RWA)への関心が高まる中での上場となったRLUSDは、こうした市場における新たなステーブルコインの選択肢として注目されている。
リップルは規制当局の監視や地域制限といった課題を抱えるものの、Bybit上場は市場拡大に向けた戦略的な動きとされる。
