ナスダック上場のビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies)は10日、約2億100万ドル相当のイーサリアム(ETH)を追加で取得した。
ブロックチェーン分析プラットフォームのOnchain Lensによると、今回の取引は4万6255ETHに相当し、カストディサービスのビットゴーを介して3つのウォレットアドレスに分けて実行された。
この購入は、ビットマインにとって今週2度目の大規模取得となる。同社は9日、先週に約8億8100万ドルで20万2469ETHを取得したと発表していた。
これにより、同社のイーサリアム総保有量は約212万6018ETHに達した。時価で約93億ドル(約1兆3764億円)相当となり、イーサリアムの総流通量の約1.75%を占める。
Bitmine (@BitMNR) has received 46,255 $ETH, valued at $201M, from #Bitgo.
They now hold a total of 2,126,018 $ETH, worth $9.24B.https://t.co/1fruGR1zWxhttps://t.co/YoyQAmK0Duhttps://t.co/1vbYSuHbap pic.twitter.com/3FeJD1QoFD
— Onchain Lens (@OnchainLens) September 11, 2025
ビットマイン、イーサリアム戦略を加速
ネバダ州に本拠を置くビットマインは、25年6月に暗号資産(仮想通貨)を財務資産とする戦略に転換して以来、イーサリアムの保有を積極的に進めている。
同社は、資本市場とステーキング利回りに焦点を当てたアセットライトモデルを採用しており、長期目標として、ETHの総供給量の5%を蓄積し、世界最大のイーサリアム保有上場企業を目指す。
この戦略を打ち出して以降、株価は大幅に上昇し、一部報告では970%増加したとされている。
直近の大規模取得は市場にも即座に影響を与え、イーサリアム価格は発表後に4400ドルを突破し、前日比3%の上昇を記録した。
シャープリンク・ゲーミングやビット・デジタルなど他の上場企業もイーサリアムを財務資産として組み込む動きを見せており、機関投資家による需要の拡大が鮮明となっている。
こうした中ビットマインは、PIPEファイナンスを通じてエイトコ・ホールディングスへ2000万ドルを出資。この資金は、エイトコが主要な財務資産としてワールドコイン(WLD)を取得する計画を支援するものだ。
また、戦略の実行体制として、元アメリカン・タワー役員のデービッド・シャーブット氏を取締役に迎えた。
こうした一連の動きにより、ビットマインは上場企業によるイーサリアム保有の象徴的存在となっている。
