ソラナ(SOL)の先物市場で26日、建玉が過去最高を更新した。
CoinGlassのデータによると、ソラナの先物建玉は7180万SOLに達し、現在の市場価格では約166億ドルに相当する。この数字は過去3日間で約25%増加しており、市場の関心の高まりがうかがえる。
一方で、市場センチメントは弱気に傾いている。ソラナの価格は同日時点で240.61ドルとなっており、テクニカル指標の悪化が確認される中、価格は軟調に推移している。
価格下落とテクニカル悪化の中で動く機関投資家
建玉が最高水準に達する一方で価格が下落する動きは、暗号資産(仮想通貨)市場では一般に、弱気ポジションの増加を示す兆候の一つとされている。
今月、ソラナは8カ月ぶりの高値となる250ドルを一時突破したが、その後は急反落し、直近1週間で18%下落した。週間終値は8月下旬の水準に近づいており、下落基調が続いている。
それでも、機関投資家の動きは活発さを維持している。12日には、ギャラクシー・デジタルがマルチコイン・キャピタルの信託向けに、3億2600万ドル相当のソラナを購入した。
さらに、フォワード・インダストリーズは、ギャラクシー・デジタルやジャンプ・クリプトの支援を受け、総額16億5000万ドル規模のソラナ建て企業財務の設立を発表している。
テクニカル分析では、8月以降の日足チャートで逆V字パターンが形成されており、上昇後の急落が顕著だ。週足チャートでもダブルトップ形成の兆しが見られ、さらなる下落への警戒感が強まっている。
DefiLlamaによれば、ソラナのDeFiにおけるロック総額は16%減少。日次トランザクション数も11%落ち込んでおり、ネットワーク指標も軟化している。
一方、マルチコイン・キャピタルのソラナ信託は3億5400万ドルのステーブルコインと、最大10億ドルの現金を保有しており、追加購入余力を維持しているという。
また、CMEグループがソラナのオプション取引を追加したことも、デリバティブ市場への関心の広がりを示している。
