ブロックチェーン企業のフィギュア・テクノロジー・ソリューションズ(Figure Technology Solutions)は18日、IPOに向けて米証券取引委員会(SEC)に登録届出書を提出した。
上場先はナスダック市場で、銘柄コードはFIGRを予定している。
Figureのビジネスモデルと業績
Figureは2018年設立のフィンテック企業で、Provenance Blockchainを基盤にした消費者向け融資サービスを展開している。
主力商品は住宅担保信用枠で、24年には前年から51%増の50億ドル規模の取引を仲介した。
同社は、自社ブランドによる融資と、銀行・信用組合向けのホワイトラベル型プラットフォームを併用する二重戦略を採用している。
直近12カ月の売上高は3億7500万ドルに達し、25年前半の売上は前年同期比22%増の1億9100万ドルだった。
純利益は2900万ドルで、前年同期の赤字1300万ドルから黒字に転換。この業績改善が、IPO申請の後押しとなった。
規制対応と市場拡大の動き
Figureは、証券化やステーブルコインYLDSの開発を進めるなど、規制当局の認可を得ながら事業を拡大している。
2024年には3兆円超のオンチェーン取引を達成し、RWAのトークン化市場においても存在感を示した。
主幹事はゴールドマン・サックス、ジェフリーズ・フィナンシャル・グループ、バンク・オブ・アメリカが務め、伝統的な金融機関との連携が際立っている。
また、規制環境の整備や暗号資産(仮想通貨)市場の回復を背景に、ブロックチェーンと既存金融の融合が進んでいる。
