分散型取引所Hyperliquid(ハイパーリキッド)は20日、従業員1人当たりの年間収益において世界でもっとも効率的な企業になったことが明らかになった。
同社は11人の常勤スタッフで、年間収益約11億3000万ドルを生み出している。従業員1人あたりの収益は約1億240万ドルで、テザーやオンリーファンズ、エヌビディアなどを上回る。
Hyperliquid Tops the World in Revenue per Employee
Crypto platform @HyperliquidX is now the most profitable company globally by revenue per employee, generating an incredible $102.4 million per worker. It has outpaced industry giants like Tether and OnlyFans.
Hyperliquid is a… pic.twitter.com/LsVw6WIyDC
— CryptoRank.io (@CryptoRank_io) August 20, 2025
収益効率の背景
成功の要因は、独自のレイヤー1ブロックチェーン上に構築された取引所モデルにある。収益のほぼすべてが取引手数料から成り、約97%が直接プロトコルに還元される。
ハイパーリキッドはジェフ・ヤン創業者の方針により、ベンチャーキャピタルからの資金調達を避け、外部の影響を受けずに開発へ集中している。
また、従業員の約半数がエンジニアで、1日あたり約100億ドルに対応する少数精鋭の体制が特徴だ。
採用では、トップクラスの学術機関や取引会社の出身者を厳選し、高い生産性を発揮できる環境を整えている。
オンチェーン収益と市場での立ち位置
25年の無期限先物取引高は1兆5700億ドルを超え、全オンチェーン収益の35%を占めるまでに成長した。
月間の成果も際立つ。5月には7230万ドルの粗利益を上げ、イーサリアム(ETH)やトロン(TRX)を上回った。
さらに7月には、24時間で約170万ドルの手数料を生み出し、イーサリアムやソラナ(SOL)の収益を一時的に超える場面もあった。
こうした成果は、特化型プロトコルが特定市場で優位性を築けることを示す事例であり、暗号資産(仮想通貨)市場の構造理解にもつながる。
