米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは13日、ソラナ(SOL)ブロックチェーン上のDeFiインフラであるSquadsプロトコルとの戦略的提携を結んだ。
この提携は、ソラナエコシステム全体でステーブルコインのUSDC採用を加速させることを目的としている。
USDC adoption on @solana is about to accelerate.
We've partnered with @SquadsProtocol to make USDC the default stablecoin across their entire product suite. pic.twitter.com/aE7gnauTEi
— Coinbase 🛡️ (@coinbase) August 13, 2025
DeFiにおけるUSDCの地位強化へ
今回の提携は、コインベースが再開した、ステーブルコイン・ブートストラップ・ファンドの一環であり、AaveやJupiterといった主要なDeFiプロトコルでのUSDC統合に続く動きと位置づけられる。
提携相手となるSquadsは、21年に設立されたソラナ基盤のDeFiインフラであり、すでに自社製品群で10億ドル超のUSDCを確保している。
これは、ソラナ上のUSDC総供給量の約15%に相当する。
また、これまでにプラットフォーム全体で100億ドル以上の総価値を確保し、過去18カ月間で50億ドル超のステーブルコイン取引を処理してきた実績がある。
提供製品には、米ドル建てビジネス貯蓄口座Altitudeや、個人向け金融アプリFuseなどが含まれ、すでにUSDCを活用したインフラを備えている。
仮想通貨市場におけるステーブルコイン採用をめぐるこうした動きは、機関投資家の関心や規制整備の進展といった市場環境の変化を反映している。
コインベースは、この戦略的提携を通じて、DeFiアプリケーションにおけるUSDCの主導的地位確立を狙う。
ソラナエコシステムの未来を形成
コインベースのシャン・アガーワル最高事業責任者は、今回の提携について次のように述べた。
「Squadsはソラナエコシステム全体において、オンチェーンでのステーブルコイン採用を推進している。彼らがUSDCを製品群に深く統合し、顧客にさらなる価値を提供できるよう支援できるのをうれしく思う」
Squadsは最近、エレクトリック・キャピタル主導のシリーズA資金調達ラウンドで1000万ドルを調達しており、投資家からの高い信頼を得ている。
この協業は、USDCをソラナ基盤アプリケーションの標準的なステーブルコインソリューションとして確立する重要な一歩となる。
今後、他のプロトコルがこれに追随する可能性もあり、両社は拡大を続けるソラナエコシステム内の需要を取り込む構えだ。
