カルダノ(ADA)のチャールズ・ホスキンソン創設者は3日、リップル(XRP)エコシステムとの連携強化に意欲を示した。
同氏はAMAセッションでこの方針を明らかにし、カルダノが外部エコシステムの基盤インフラとしての役割を果たすと強調した。
この動きは、長年の対立感情があったとされるカルダノとリップルの両コミュニティの和解に向けた一環とみられる。
カルダノとリップル、DeFiで歴史的な連携へ
今回の戦略転換の契機となったのは、カルダノのプライバシー重視サイドチェーンMidnightに関連するDUSTトークンのエアドロップだ。従来の慣例を破り、リップル保有者も対象に含めた。
ホスキンソン氏は、25年後半までにカルダノの公式ウォレットLaceにリップルをネイティブ統合する計画を認めた。これにより、第三者アプリを介さずにリップルの保管・送受信が可能となる。
この方針は、同氏が25年4月に予告したリップルパッケージ全体の開発構想に沿ったものだ。
ビットコイン(BTC)やリップルのようにスマートコントラクト機能を持たないネットワークに対し、カルダノを基盤レイヤーとして提供するというビジョンを反映している。
さらに同氏は、ジャクソンホールで開催されたSALTカンファレンスの円卓会議についても言及。
リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOやソラナ(SOL)のアナトリー・ヤコヴェンコ氏らとの意見交換を通じて「関係が大きく前進した」と述べた。
クロスチェーンがもたらす市場成熟
今回の動きは、クロスチェーンの相互運用性を重視する業界全体の流れに沿うものだ。ホスキンソン氏は、2つの要因を強調している。
第一に、リップルやビットコインのようにスマートコントラクト機能が制限されたネットワークでも、DeFiサービスへの需要が拡大している点だ。
カルダノがDeFiインフラレイヤーとして機能することで、自らの枠を超えた実用性が期待されている。
第二に、Midnightのエアドロップが信頼醸成に貢献した。リップル保有者を対象に含めたことで、従来の対立的な見方を協調の機運へと転換させる具体的な一歩となった。
ホスキンソン氏は、今後の協力イニシアチブとして、リップル保有者のウォレットを対象にNIGHTトークンのエアドロップを実施する計画を明かした。
あわせて、クロスチェーンのプライバシーソリューションや機関投資家向け決済統合に取り組む合同チームの発足も発表している。
リップルのガーリングハウスCEOも、リップルのステーブルコインRLUSDとカルダノのDeFiツール統合に前向きな姿勢を見せている。
こうした協業は、エコシステムを超えた連携の象徴となり、リップルの今後にとってもDeFi分野での存在感を高める重要な契機になる。
ビットコインに新たな進化、Hyperが提示
カルダノとリップルの協力関係は、ブロックチェーンの可能性を広げる業界トレンドの一部だ。こうした潮流は、ビットコインにも波及している。
特に注目されているのが、レイヤー2スケーリングソリューションBitcoin Hyper(HYPER)だ。
ホワイトペーパーによると、ビットコインのセキュリティを維持しつつ、取引速度の向上やスマートコントラクト機能の実装を目指している。
HYPERは、ソラナ仮想マシンを統合し、ビットコイン上で本格的なdAppsやDeFiの展開を可能にする。プレセールでは約1300万ドルを調達し、HYPERの今後の期待感を示した。
一部アナリストは「100倍の上昇も見込める」と指摘。ステーキングでは高い年利も提示されており、新たな収益機会として注目が集まっている。
HYPERの購入方法は公式サイトで確認できる。
一部のコミュニティでBitcoin Hyperは詐欺だと疑われているが、専門機関のセキュリティ監査も完了するなど、信頼性は着実に高まっている。
同プロジェクトは、DeFi、NFTマーケットプレイス、ゲームなどを含む総合的なエコシステムの構築を目指す。

