仮想通貨企業のBitmine(ビットマイン)は25日、機関投資家向けのイーサリアムステーキング基盤「MAVAN(マヴァン)」の立ち上げを発表した。
ステーキング基盤マヴァンを公開
マヴァンは、米国内の規制要件を満たすインフラと、世界規模の分散型システムを組み合わせたプラットフォームだ。
当初は自社が保有するイーサリアム(ETH)を運用するために構築された。
現在は、外部の機関投資家や取引所などにもサービスを開放し、安全性の高い運用環境を提供している。
同社は24日時点で、3,142,643 ETHをステーキング中。約68億ドル(約1兆812億円)に相当し、単一の事業者としては世界最大規模のステーキング量となっている。
過去1週間だけでも、新たに101,776 ETH、約2億1900万ドル(約348億2100万円)を追加でステーキングした。
ビットマインは今後数週間で、保有するほぼすべてのイーサリアムをマヴァンを通じてステーキングする予定だ。
すべての運用が開始されれば、年間のステーキング報酬は約3億ドル(約477億円)に達すると推定されている。
ビットコイン採掘からイーサリアム運用へ転換
同社はこれまでビットコインのマイニング事業を主力としていた。しかし現在は、イーサリアムの保有とステーキングに事業の軸足を大きく移している。
市場の動向に合わせて柔軟に事業構造を変化させ、イーサリアムの総供給量の5%を取得するという独自の目標を設定。
この戦略は、仮想通貨業界の著名な企業や専門家からも強力な支持を集めており、アーク・インベストメントのキャシー・ウッド氏やパンテラ・キャピタルなどが支援に名を連ねている。
市場の変動が続く中でも、同社はイーサリアムの保有量を460万ETH以上にまで着実に増やしてきた。
ビットマインのトム・リー会長は、マヴァンの立ち上げにより同社が世界最大のステーキング提供者になると述べている。
2026年にかけては、他のブロックチェーンへの対応や次世代技術の開発も進める計画だ。
機関投資家からの需要に応えるため、さらなる事業拡大を目指している。
個人投資家にとっても、仮想通貨ステーキングランキングなどを参考に、効率的な運用を検討すべきタイミングかもしれない。
