BitMEX(ビットメックス)のアーサー・ヘイズ共同創業者は5日、新興ブロックチェーンのMonad(モナド)について、価格が99%下落する可能性があると警告した。
同氏は「イーサリアム(ETH)とソラナ(SOL)以外のL1は、ほぼ全て無価値になる」と述べ、モナド(MON)を「ベンチャーキャピタル(VC)のためのコイン」と厳しい評価を下している。
新興プロジェクトへの厳しい評価
On Altcoin Daily, BitMEX co-founder Arthur Hayes criticized Monad, calling the supposed "next ETH killer" a high fully diluted valuation, low float setup designed for founders and VCs to dump on retail. Hayes said Monad has no chance against Ethereum—"not even Solana." He added…
— Wu Blockchain (@WuBlockchain) November 29, 2025
ヘイズ氏は自身もMONを購入したことを認めつつ、初期の価格上昇は「永続的な価値を意味しない」と強調した。
多くの人々が14年にイーサリアムへの参加機会を逃した経験から、次のイーサリアムを求め、新たなL1に関心を寄せていると分析する一方で、それらが実用性を持つとは限らないと警鐘を鳴らしている。
また、「機関投資家の需要があるのはイーサリアムだけだ」と断言。
「新興プロジェクトの多くは持続可能な需要ではなく、初期の期待感によって価格が形成されている」と述べ、Coinbase VenturesなどVCの関与も資金調達を優先する姿勢の表れだと批判している。
市場参加者がプロジェクトの採用指標や需要の実態よりも、機会損失への恐怖に突き動かされているとの見方も示した。
ヘイズ氏は、こうした市場心理が一時的な価格高騰とその後の急落を繰り返す要因になっていると分析している。
市場動向と今後の見通し
ヘイズ氏の発言時点でMONトークンは公開価格から約45%上昇し、価格は約0.037ドルだった。MONトークンは現在、1枚あたり約0.027ドルで取引されている。
暗号資産(仮想通貨)市場全体に対しては強気な姿勢を保つヘイズ氏だが、L1ブロックチェーンについてはイーサリアムとソラナのみが長期的に生き残るとの見解を示した。
今回の発言は、投機的な熱狂に対する冷静な分析として注目されている。
同氏の見解は、L1プロジェクト全般に対する懐疑論を反映しており、初期の関心を超えて、持続可能な需要や機関投資家の採用といった本質的な課題に対応できていない点を浮き彫りにしている。
