デジタル資産運用会社のギャラクシー・デジタルは1日、ミームコインが、暗号資産(仮想通貨)経済の恒久的な要素として定着したとする調査報告書を公開した。
この報告書は、同社のウィル・オーエンズ氏によって執筆された。
内容は、ミームコインがインターネット上の目新しい存在から、仮想通貨エコシステム内で48億ドル規模の市場を代表する実質的な経済力へと進化したと結論付けるものだ。
ミームコイン市場の構造的変化
ミームコイン市場は構造的に変化した。
Pump.funのようなプラットフォームが技術的障壁とコストを排除し、誰でもトークンを発行できるようになったためだ。
これによりソラナ(SOL)ブロックチェーンでのトークン発行は急増したが、市場は極度に集中した。
Pump.funがローンチパッド全体の価値の85%を占め、わずか12のトークンが時価総額の半数以上を占有する。
取引環境はボットやスキャルパーが支配し、平均保有期間は約100秒にまで短縮した。
市場には詐欺のリスクも存在する。
プロジェクトの約40%が価格操作、30%が資金を持ち逃げするラグプルに関連し、規制の不確実性も課題だ。
報告書は、投機的な側面だけでなく、ネットワークの耐久性を試すインフラ機能も指摘している。
専門家は、ミームコインがクリエイター経済に新たな収益化の道を開く可能性に言及しつつも、そのボラティリティから個人にはリスクの高い資産だと警告している。
