資産運用会社キャリバーは18日、約650万ドル相当のチェーンリンク(LINK)の購入を完了したと明らかにした。暗号資産(仮想通貨)の大規模購入は同社初となる。
アリゾナ州スコッツデールに本拠を置く同社は、この取引をデジタル資産財務(DAT)戦略の一環と位置づける。
公式発表によると、キャリバーは1トークンあたり平均23.38ドルで278,011LINKを取得し、LINKの保有総額は670万ドルに達した。
デジタル資産財務戦略の詳細
キャリバーは今回の購入により、LINKを保有する最大級の上場企業の一つとなった。購入資金は、登録済みの届出書、手元現金、株式ベースの証券から充てられたという。
この取引は、チェーンリンクが8月7日に発表した「チェーンリンク・リザーブ」の直後に行われた。
同リザーブは、ネットワークの成長と持続性を支援するオンチェーン準備金であり、キャリバーによれば、同社のLINK保有量はリザーブ残高とほぼ同等だという。
チェーンリンクを基盤とする財務戦略
キャリバーが財務戦略の基盤としてチェーンリンクを選んだ背景には、チェーンリンク・リザーブの導入がある。
その狙いについて、クリス・レフラーCEOは「自社の財務をチェーンリンク・リザーブと象徴的に連携させる形で購入を計画した」と述べた。
さらに「チェーンリンクのオラクルプラットフォームはオンチェーン金融の未来の基盤であるという確信を強めた」と語っている。
DAT戦略はドルコスト平均法を通じて取得を分散し、長期的な価格上昇とステーキング利回りを狙うものとされる。
LINK取得は、伝統的金融とブロックチェーンの橋渡しとなり、機関投資家の動向や仮想通貨市場全体の信頼性にも影響を及ぼすとみられる。
キャリバーは今後も段階的な取得を通じてLINK保有を拡大していく方針を示している。
