資産運用大手のブラックロックは8日、現時点ではリップル(XRP)やソラナ(SOL)の現物ETFを提供する計画はないことを明らかにした。
同社は以前からビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)への顧客の関心が高い一方で、他の暗号資産(仮想通貨)ETFへの需要は低いと報告していた。
こうした状況から、リップルの今後の見通しにはまだ不透明さが残ると言える。
BlackRock immediately calls me out…
Says *no* plans at this time to launch spot xrp (or sol) ETF.
IMO, this will be looked back on as a mistake.
We shall see.
via @ForTheWynn_ pic.twitter.com/9nQaA3ZYDO
— Nate Geraci (@NateGeraci) August 8, 2025
リップルの今後に高まる期待とブラックロックの慎重姿勢
リップル社は米SECとの長期にわたる法廷闘争に終止符を打った。
この決着を受け、業界アナリストの間では、大手ファンドマネージャーがリップルに関連した金融商品を提供しやすくなるとの観測が広がっていた。
特にリップルを支持する層は、資産運用最大手であるブラックロックの動向に注目していた。
今回の発表は、金融サービス企業ETFストアのネイト・ゲラシ社長がブラックロックはいずれリップルのETF市場に参入するだろうとの見方を示した直後に行われた。
ゲラシ氏は、ビットコインとイーサリアム以外の仮想通貨を無視することは正当化が難しいと指摘していた。
一方で、米大手メディア企業ブルームバーグのエリック・バルチュナスETFアナリストは異なる見解を持つ。
同氏は、ブラックロックが既存の2つのETFに満足しており、それ以上の拡大は収益逓減につながると考えている。
バルチュナス氏は、ブラックロックが今年後半にリップルなどを含むインデックス型の仮想通貨ETFを申請する可能性も低いと見ている。
リップルの今後の動向には注意が必要だ。
顧客需要は限定的、今後の仮想通貨ETF市場
ブラックロックが慎重な姿勢を見せる背景には、顧客需要の問題がある。
同社のロバート・ミクニック仮想通貨事業責任者が、ビットコイン2024のカンファレンスで顧客の需要について明らかにした。
ビットコインとイーサリアム以外の仮想通貨ETFに対する顧客の需要は非常に少ないとのことだ。
また、同社のサマラ・コーエンETF・インデックス投資部門最高投資責任者も、ブルームバーグとのインタビューで、短期的にはソラナのETFを立ち上げることはないと述べた。
投資家はETFの基準を満たす銘柄を慎重に見極めており、現時点ではビットコインとイーサリアムがその基準を確実に満たしていると同氏は述べた。
他の銘柄がその基準に達するまでには、まだ時間がかかるだろうと付け加えている。
今回の発表は、拡大を期待する市場の憶測に一石を投じる形となった。
大手機関投資家の関心が既存の主要銘柄に集中する一方、市場では新たな技術発展が絶え間なく生まれている。
特に、絶対的な地位を築くビットコインのエコシステムそのものを拡張しようとする動きが活発化している。
ビットコインはデジタルゴールドとしての価値を確立したが、取引速度やコストの面でのスケーラビリティ問題は長年の課題だった。
ビットコインの未来を拓く新プロジェクトに熱視線
こうした課題解決に挑むプロジェクトとして、現在Bitcoin Hyper(HYPER)が大きな注目を集めている。
このプロジェクトは、ホワイトペーパーによると、ビットコインのレイヤー2スケーリングソリューションとして設計されている。
ソラナ仮想マシンの技術を活用することで、ビットコインネットワーク上での高速かつ安価なトランザクションの実現を目指している。
これにより、ビットコイン保有者はDeFiへの参加やトークン交換など、これまで困難だった活動をスムーズに行えるようになると期待されている。
Bitcoin Hyperは現在プレセール段階にあるが、すでに約830万ドルの資金調達に成功したと報告されており、開発への期待感が高まっている。
購入方法は、Bitcoin Hyper買い方記事に掲載されている。
単なるミーム銘柄とは一線を画し、実用性を重視する姿勢を明確にしている。
ビットコインの価格が12万ドルを突破する中、そのエコシステムに新たな価値をもたらす存在として、投資家からBitcoin Hyperの今後に熱い視線が送られている。

