米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズのマット・ホーガン最高投資責任者は13日、26年に仮想通貨市場が活況を迎えるとの見方を改めて示した。
25年後半に相場の急騰が見られないことが、その根拠の一つだという。
仮に25年末に急騰があれば、それは過去の4年周期と一致し、18年や22年と同様に26年は弱気相場の始まりになる可能性があったと指摘した。
2026年強気相場への確信
ホーガン氏は、「ビットコイン(BTC)の今後は価値保存手段としての需要が強まり、ステーブルコインやトークン化への関心とともに広がっていく」と述べた。
「ファンダメンタルズは非常に健全だ。機関投資や規制整備、ステーブルコイン、トークン化といった初期からの推進力は、もはや押さえきれない。2026年は良い年になると確信している」と続けた。
同氏は、ビットコイン、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)が26年までに新高値を更新する可能性について楽観的な見方を示しているが、Maelstrom Fundのアーサー・ヘイズ最高投資責任者やFundstratのトム・リー氏ほどではない。
両氏は数カ月前、ビットコインが年末までに25万ドルに達する可能性があると述べていた。
市場の現状と二極化する個人投資家
ホーガン氏は、仮想通貨ネイティブの個人投資家の中でも、とくに初期投資家の最近の売却が、価格上昇の余地を狭めたとの見方を示した。
「仮想通貨ネイティブの投資家は意気消沈している。FTXの破綻やミームコインの混乱、アルトコインシーズンの不発で打撃を受け、直近の急落でも損失を被った。今回は静観しているように見える」と述べた。
一方で、伝統的金融の個人投資家は依然として活発だという。
ホーガン氏は、現物型仮想通貨ETFへの資金流入が過去2年間で増加していると述べ、「私の叔父のような伝統的な個人投資家が仮想通貨に参入しており、こちらの層は引き続き動いている」と語った。
BTCの可能性を拡張するHYPER
こうした市場環境の中、既存の仮想通貨の課題を解決しようとする新たなプロジェクトにも注目が集まっている。
中でも、ビットコインの可能性を拡張することを目指すBitcoin Hyper(HYPER)は、その一例だ。
プレセール中の同プロジェクトは、ビットコインのレイヤー2ソリューションとして、取引速度の向上、スケーラビリティの改善、手数料の低減を掲げている。
公式サイトによると、同プロジェクトはすでに初期投資家の関心を集め、プレセールにおいて多額の資金調達に成功したという。
加えて、13日に実行されたオンチェーン取引では、1件で約48万9000ドル相当のHYPERが購入され、新たなクジラが現れたと注目を集めている。
ビットコインのブランド力と実用性を組み合わせることで、HYPERは次のアルトコインシーズンにおける注目銘柄の一つとされている。
経験豊富な投資家から初心者まで、次の成長資産を模索する中で、こうした技術系プロジェクトへの関心は今後も続くとみられる。

