米上場企業のビットマインは16日までの1週間において、イーサリアム(ETH)を9,926枚追加取得した。
この結果、同社のイーサリアム保有量は581万5,164 ETHに達した。これは、イーサリアムの総供給量である1億2,070万ETHの約4.8%を占める規模となった。
総供給量の約4.8%を保有する巨大クジラに
同社が公開した16日時点のデータによると、保有するイーサリアムの価値は1ETHあたり1,893ドルで計算されている。
これに加えて、210 BTCのビットコイン(BTC)や現金、その他の有価証券を保有している。
これらを合わせた総資産額は114億ドルに上るという。
市場では、同社がイーサリアムの総供給量の5%を保有するという目標を掲げているとみられている。今回の追加取得でその目標に大きく近づいた形だ。
特定の企業に大量の資産が集中することになるが、同社は資産を単に保管するだけでなく、ネットワークの運営に積極的に活用していると説明している。
ステーキングで年間約397億円の収益を見込む
ビットマインは保有するイーサリアムの約87%にあたる506万7,309 ETHをステーキングに回している。ロックされた資産の価値は約96億ドルに達し、エコシステム内でも最大規模の運用となっている。
同社独自のインフラを通じて運用されており、直近の年利換算利回りは2.61%を記録した。
ビットマインのトム・リー会長は、現在の運用規模で年間約2億5,000万ドルの収益を見込んでいると述べた。
すべての保有分を運用に回した場合、収益は年間約2億8,700万ドルまで拡大する見通しだ。
また、同社は仮想通貨の蓄積と並行して、積極的な自社株買いを進めている。直近1週間で170万株を取得し、7月以降の累計は2,080万株を超えた。
自社の事業モデルとイーサリアムの将来性に対する強い自信の表れとして、市場参加者から注目を集めている。
