暗号資産(仮想通貨)ウォレットを提供するBitget Walletは27日、ソラナ(SOL)のステーキングサービスを発表した。
この新機能により、ユーザーは自身のウォレット内で資産を管理しながら、ステーキング報酬を得ることが可能になる。
Bitgetが運営するバリデータノードを通じて提供され、現在の年換算利回り(APY)は約6.37%となっている。
ユーザーは資産を取引所などに預けることなく、非カストディアル(自己管理型)で運用できる点が特徴だ。
Bitgetは、オンチェーン金融へのアクセスを簡素化する戦略の一環として、このサービスを導入した。
手軽な運用と柔軟な償還オプション
同社によると、このサービスは複雑な設定が不要で、オンチェーン上のリスクである「スラッシング(罰則による資産没収)」からも保護されているという。
ユーザーは資産のコントロール権を維持したまま、安全に利回りを得ることができる。このような仮想通貨ステーキングは、手軽な資産運用法として人気だ。
また、資金の引き出しに関しても柔軟な選択肢が用意されている。通常の償還に加えて、最短10分で資産と利息を受け取れる「エクスプレス償還」も利用可能だ。
なお、エクスプレス償還を利用する場合、収益から10%の手数料が差し引かれる仕組みとなっている。
利息は毎日計算され、ユーザーの口座に直接付与されるため、透明性の高い運用が可能だ。
拡大するソラナ経済圏と機関投資家の関心
今回のサービス開始は、急速に成長するソラナのDeFi(分散型金融)エコシステムに対応したものだ。
ソラナネットワーク上の預かり資産総額(TVL)は50億ドル(約7800億円)を超え、低コストで高速な取引基盤への需要が高まっている。ソラナ(SOL)のエコシステムは今後も拡大が予想される。
さらに、フィデリティなどの大手金融機関がソラナ関連の金融商品を検討するなど、機関投資家からの注目も集まっている。
大口投資家によるステーキング利用も増加傾向にあり、市場の信頼感は高まっているようだ。
Bitget Walletは現在、世界中で8000万人以上のユーザーに利用されている。同社は今後も、安全性と利便性を兼ね備えた分散型金融プロダクトの提供を拡大していく方針を示している。
同社はステーキング以外にも、仮想通貨エアドロップや新規トークンの取り扱いに積極的だ。
