Sygnum Bankは12日、実施した調査でプロ・富裕層投資家の61%が暗号資産(仮想通貨)の保有割合を増やす意向を示したと明らかにした。
短期的な逆風がある中でも、市場には依然として上昇の余地があるという。
企業需要がもたらす仮想通貨の新たな成長機会
Sygnumの調査によれば、仮想通貨市場のファンダメンタルズは依然として健全であり、特にアルトコインに対する企業の財務需要の拡大が、中長期的な価格形成を支える構造要因の一つとなっている。
市場の流動性は高水準を維持しており、機関投資家の参入も着実に進んでいる。各国の規制整備も進んでおり、仮想通貨を巡る制度的不確実性が緩和されつつある。
一方、米国政府機関の一時閉鎖や手続きの遅延により、仮想通貨関連の法案審議やETF承認プロセスには遅れが出ている。
25年10月時点で、米証券取引委員会には92件の仮想通貨ETF申請が保留中と報じられており、BlackRockやFidelityといった大手資産運用会社も複数の申請を行っている。
イーサリアム(ETH)は特に注目されており、Sygnumの別レポートでは「供給制限によって需要が上回る可能性がある」と分析されている。
ステーキングや機関投資家による保有の増加により、流通から除外されるイーサリアムの割合が高まっており、価格上昇を支える構造的要因とされている。
PepeNodeが示す仮想通貨の新たな方向性
仮想通貨市場では、構造的な需要の高まりとともに、新しい仮想通貨プロジェクトも台頭しつつある。
その一例として注目を集めているのが、PepeNode(PEPENODE)だ。
イーサリアムブロックチェーン上に構築されたこのミームコインプロジェクトは、「Mine-to-Earn」モデルを採用している。
ユーザーはブラウザベースで仮想サーバールームを構築し、デジタルマイニングノードをカスタマイズできる仕組みで、物理的なマイニング機器や電力は不要だ。
トークノミクスの特徴として、ノードのアップグレードや施設拡張に使用されたPEPENODEトークンの70%が永久にバーンされる設計となっており、最大供給量は2100億トークンに設定されている。
Coinsultによるセキュリティ監査では、開発チームが追加トークンを発行できないことが確認されている。
プレセール価格は1トークンあたり0.0011546ドルで、すでにUniswapなどの分散型取引所での取引も始まっている。
従来のミームコインとは異なり、PEPENODEは具体的な仮想マイニングユースケースを提示しており、初期投資や電力コストが不要である点から、小売投資家層の関心を集めている。

