データ分析サイトCryptoSlamの最新データでこのほど、NFT市場への参加者が急増していることが明らかになった。
同社によると、NFTの購入者数は112.37%増の58万7381人、販売者数は140.76%増の49万6112人となり、市場への参加が大きく拡大している。一方、NFTの取引件数は7.99%減の約208万件にとどまった。
これは、暗号資産(仮想通貨)の時価総額が先週の4.04兆ドルから3.78兆ドルに減少するなど、市場全体が変動する中での動きだ。
BNBが急伸、イーサリアムは首位を維持
ブロックチェーン別のNFT売上高では、イーサリアム(ETH)が4520万ドルで首位を維持した。ただし、成長率は1.49%増にとどまる。
同ブロックチェーン上でのウォッシュトレードは10.26%減の890万ドルだった。
一方、最も目立った動きを見せたのはBNBチェーン(BNB)だ。売上高は前週比197.21%増の2550万ドルとなり、ランキング2位に急浮上した。
この急成長は、NFT市場におけるBNBチェーンの存在感が高まっていることを示している。
3位はBaseで1370万ドル、売上は0.02%の微減だった。4位のMythos Chainは11.11%減の1100万ドルとなった。
かつて市場を牽引していた他のブロックチェーンは苦戦を強いられている。ビットコイン(BTC)は25.73%減の780万ドルで5位に後退。
ソラナ(SOL)やポリゴン(POL)も、それぞれ20%以上の売上減少を記録している。
高額取引でCryptoPunksが存在感
NFTコレクション別ランキングでは、BNBチェーン上のベスティングNFTが1790万ドルで首位を維持した。このコレクションは、特定の1人の販売者と22人の購入者によって取引の大半が占められている。
Base上のDX Terminalは860万ドルで2位につけたが、売上は3.55%減少。買い手と売り手の数もそれぞれ17%以上減少しており、勢いに陰りが見られる。
対照的に、ムーンバーズは30.44%増の550万ドルで4位に、Pudgy Penguinsは15.21%増の340万ドルで8位に入り、回復基調がうかがえる。
高額取引も依然として市場の注目を集めている。特に人気の高いCryptoPunksでは、#9286が48.97ETH(約22万ドル)、#6482や#2406もそれぞれ21万ドルを超える価格で取引された。
