ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies)は25日、暗号資産(仮想通貨)と現金の総資産額が88億2000万ドル(約1.3兆円)に達したことを明らかにした。
5%の錬金術戦略でイーサリアムの取得加速
ビットマインは6月30日、5%の錬金術と名付けた財務戦略を開始し、イーサリアム(ETH)の総供給量の5%取得を目指している。
マーシー・サイモン広報担当は、イーサリアムを「ウォール街が21世紀の銀行・決済網を構築する場所」と表現。長期的な成長性を重視しており、同社は企業として世界最大のETH保有者となっている。
仮想通貨の財務保有額では、ストラテジー社のビットコイン(BTC)に次ぎ、世界第2位となる規模だ。
株式の流動性と機関投資家の支援
ビットマインはアークのキャシー・ウッド氏、パンテラ、Founders Fundなど著名投資家の支援を受けており、機関投資家の関心も高まっている。
スタンダードチャータード銀行がイーサリアムの25年価格目標を7500ドルに引き上げたほか、イーサリアムETFの週間取引高が170億ドルに達するなど、市場環境も追い風だ。
ビットマイン株は高い流動性を誇り、先週の1日平均出来高は28億ドルだった。これにより、245億ドル相当の株式売却申請を通じた大規模な資金調達も可能となっている。
同社はイーサリアムを長期的な戦略資産と位置づけ、仮想通貨市場における存在感を強めている。今後も保有量の拡大を継続する構えだ。
