資産運用会社のビットワイズは20日、ビットコイン(BTC)が今後10年間で年率28.3%のリターン(複利)を生み、主要な資産クラスを総じて上回る可能性があると予測した。
ビットワイズ、機関投資家向けレポートを公開へ
同社のマット・ホーガンCIOは、投資家向けメモでこの見通しを公表した。予測は、近く公開予定のレポート「ビットコイン長期資本市場の前提」に基づいている。
今回のレポートは、ビットワイズとして初の包括的な暗号資産の長期価格予測で、2017年以降に培ったプロ投資家支援の実績を背景に、同社の調査能力を一段と強化し取りまとめられた。
戦略的なポートフォリオ設計に役立つ、データドリブンな長期予測を求める大手機関投資家の要請に応える内容となっている。
ビットコイン 今後の強気予測を支える要因
ビットコインは今後、ボラティリティが中長期で低下していくとの見方が強気見通しの背景にある。
ビットワイズは、今後10年で年率変動率が32.9%まで縮小すると試算している。依然として伝統的な資産クラスより高い水準ではあるものの、市場の成熟化を示すサインと捉えられる。
あわせて、機関投資家の採用拡大や、信頼性の高い長期予測を求める大口投資家の関心の高まりも追い風だ。規制環境の整備が進み、機関投資家が仮想通貨にアクセスしやすくなった点も重要な要素といえる。
さらに、マクロ環境の変化を背景に、ビットコインはポートフォリオ分散の手段としての魅力を一段と強めている。
今回のレポートは、期待リターン、ボラティリティ、伝統的資産との相関をデータ主導で推計した包括的な内容で、ビットワイズは暗号資産の機関化が加速していると指摘している。
伝統金融と仮想通貨の橋渡し役として、専門投資プラットフォームに対し厳格な基準を満たすリサーチを提供している。
ビットコインの進化をサポートする最新プロジェクト登場
ビットコインへの期待は現在、価値の保存を超え、その基盤技術の進化へと広がっている。取引速度やコスト、そしてスマートコントラクト不在という根源的課題に挑む新ソリューションが次々に登場し、市場の視線を集めている。
なかでも注目されるのが、レイヤー2ソリューションとして開発されたBitcoin Hyper(HYPER)だ。
ホワイトペーパーによれば、同プロジェクトはビットコイン上で初めてソラナ(SOL)仮想マシンとゼロ知識ロールアップを統合したレイヤー2を掲げ、ソラナの高速処理とスケーラビリティの発想を取り入れているという。
これにより、ビットコインの強固なセキュリティを維持しつつ、ソラナ級のスループットを目指す構想だ。
これにより、これまでビットコインでは難しかったDeFiアプリ、トークン発行、マイクロペイメントの実装が進むと期待されている。
現在進行中のプレセールでは1トークン0.012765ドルで販売され、累計調達額は1100万ドルを超える資金調達に成功。早期にHYPERトークンを購入することで、最大年利100%のステーキング報酬を享受できる。
一部アナリストは、2025年末までにHYPERトークン価格が現水準から大幅に上昇し、0.32ドルへ到達する可能性を指摘している。
一方で、Bitcoin Hyperは詐欺ではないかとの憶測もあるが、プロジェクト側は独立系による2件のセキュリティ監査を完了したと説明し、信頼性の確保を強調している。
ビットコイン価格が堅調に推移するなか、Bitcoin Hyperのようなレイヤー2はエコシステムの次なる成長ドライバーとして、投資家から熱い注目を浴びている。

