ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies)は16日、2万8650ETHを追加購入し、保有量が117万4000ETH(約7.4兆円)に達した。
ビットコイン(BTC)のマイニング事業から出発した同社は、金融アナリストのトム・リー氏の主導で戦略を転換し、イーサリアム(ETH)の蓄積とステーキングに注力することで、現在は企業として世界最大のETH保有者となっている。
ETH戦略と資金調達力が背景に
同社は短期的な価格下落局面を活用し、積極的に買い増しを実施。過去には1週間で20万ETH超を買い付けた実績もある。
最終的にETH供給量の5%取得を目指しており、ストラテジーのBTC戦略に匹敵する規模に拡大している。
ビットマインの急速な取得ペースを支えているのは、株式を通じた強力な資金調達力だ。
同社株は米市場で25位の取引規模を持ち、日次で約2兆3500億円が動く。これまでに約6600億円の株式発行枠を活用しており、今後は最大36兆円までの調達が見込まれている。
ETHは直近1カ月で40%上昇し、価格は一時4400ドルを突破。ビットマインの継続的な買いが上昇要因の一つとされている。
トム・リー氏は、年末までにETHが7000〜1万5000ドルに達する可能性を指摘しており、長期的には6万ドルまでの上昇も見込んでいる。
ビットマインは、こうした見通しを背景に今後も戦略的な取得を続けるとみられる。
