イーサリアム、4600ドル台に突入|2021年の過去最高値に迫る

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イーサリアムのロゴが高騰する価格を象徴

イーサリアム(ETH)は12日、一時4634ドルまで急騰し、24時間比で約9.7%上昇した

イーサリアムチャート

この上昇は、5月の安値である約1800ドルからの回復を示している。現在の時価総額は約5157億ドル(約76兆3000億円)、24時間の取引高も446億ドルと活況だ。

現物ETF承認が追い風、価格上昇の要因

今回の価格高騰の背景には複数の要因がある。特に、現物イーサリアムETFの承認とそれに伴う資金流入が、機関投資家の関心を集め、買い圧力につながっている。

先物市場の活況も、この暗号資産(仮想通貨)の価格を押し上げる要因の一つだ。バイナンスにおけるイーサリアムの建玉は12日時点で過去最高の107億5000万ドルに達した。

また、2024年11月以降、空売りポジションが500%急増しており、これがショートスクイーズを引き起こし、さらなる価格上昇を誘発する可能性が指摘されている。

企業による採用も進み、機関投資家が保有するイーサリアムの総額は約130億ドルに上っている。

技術的進歩と今後の市場見通し

最近実施されたネットワークアップグレード、Pectraもイーサリアムの価値を押し上げている。このアップグレードにより、ステーキング機能が強化され、レイヤー2の取引手数料が約90%削減された。

これにより、開発者やユーザーにとってイーサリアムのエコシステムはさらに魅力を増している。

テクニカル分析では、当面の下値支持線は4224ドル、上値抵抗線は4650ドルと4700ドルが意識されている。

2021年の強気相場で記録した史上最高値4868ドルの更新も視野に入っており、現在の普及率と機関投資家の関心が続けば、2025年末までに1万ドルに達するとの予測もある。

著者: 白石 一颯

仮想通貨・ブロックチェーン分野を中心に、最新ニュースや規制動向、プロジェクト分析などを取材・執筆。国内外の信頼性ある情報源をもとに、読者に正確で有益なコンテンツを届けています。専門性と透明性を重視し、投機に偏らない情報提供を心がけています。