WIZEは4月30日、ソラナ(SOL)の運用利回り向上を目的に、ジュピターが提供する機能を活用した検証を開始すると明らかにした。
ジュピターの新機能を活用した利回り向上策
同社が活用するのは、ソラナエコシステム上で展開される分散型金融(DeFi)アプリであるジュピターの「Native Stake Lend」機能だ。
SOLの運用高度化に向けて @JupiterExchange @dawnlabs00 とともに新たな取り組みを開始しました。
Jupiterの「Native Stake Lend」を活用し、ステーキング報酬に加えた追加運用益の獲得を目指します。
トレジャリー事業の運用体制を、さらにもう一段引き上げてまいります。https://t.co/8bnVYLdtwh
— Solana Treasury Info | by WIZE (@SOL_Treasury_go) April 30, 2026
この機能は2026年2月に提供が開始された新しいサービス。保有するソラナをバリデータと呼ばれるネットワーク承認者に預け、ステーキング報酬を得る仕組みを基盤としている。
さらに、その預けた資産を担保にして追加のソラナを借り入れ、再びステーキングに回すことができる。
この一連のプロセスを繰り返すことで、従来以上の運用利回りを達成することが可能となる。仮想通貨の運用効率を飛躍的に高める手法として、多くの利用者の関心を集めている。
ジュピターはソラナ上の分散型取引所(DEX)における取引活動の約90%を占める巨大なプラットフォームだ。2025年時点での累計取引高は2兆ドルを超え、アクティブウォレット数も約4,300万に達している。
ソラナエコシステムの中核インフラとして確固たる地位を築いており、同社のソラナ・トレジャリー事業の成長戦略とも完全に合致する。
戦略的パートナーとの協業と今後の展開
今回の検証開始は、同社の戦略的パートナーであるDawn Labsがジュピターの対応バリデータに選出されたことが直接のきっかけだ。
アラブ首長国連邦のドバイに拠点を置くドーンラボの南雲悠太郎代表との協業を通じて、新たな運用手法の有効性を慎重に確認していく。
同社はすでにドーンラボと共同で「WIZEバリデータ」を運用し、実績を積み重ねている。このバリデータは、ソラナ財団が公認する委任プログラムにも正式に採択されている。
こうした背景から、ソラナエコシステム内の主要プロジェクトとの協力関係を一段と強化している状況だ。
同社は今後もソラナ関連事業の拡大を目指し、最新の技術やサービスを積極的に取り入れていく方針だ。
なお、今回の取り組みが同社の連結業績に与える影響は軽微であり、業績予想に変更はないとしている。ソラナ・トレジャリー事業に関する最新情報は、公式SNSなどを通じて随時発信される予定だ。
