米ホワイトハウスは23日、ドナルド・トランプ大統領が暗号資産(仮想通貨)のイベントで演説を行うと明かした。
TRUMPコイン保有者限定の昼食会
このイベントは、2026年4月25日にフロリダ州の邸宅マー・ア・ラゴで開催される。トランプコイン(TRUMP)のトップ保有者を対象とした昼食会だ。
トランプ氏が政権に復帰して以来、公式ミームコインの保有者向けに開催される2回目のイベントとなる。
参加できるのは、ウォレット残高に基づく上位297名に厳しく制限されている。3月12日から4月10日までの保有期間に基づいて決定された。
イベントには元プロボクサーのマイク・タイソン氏や、自己啓発作家のトニー・ロビンズ氏らも登壇する予定だ。さらに、上位29名の保有者は、未発表のゲストが参加するVIPレセプションに招待される。
参加者は全員、事前の身元調査を通過する必要がある。トランプ氏はイベント終了後、ワシントンに戻る予定となっている。
参加者には記念品や香水、トレーディングカードなどのグッズが配布される。
利益相反の懸念と価格の変動
この発表に対し、民主党の議員や批評家からは強い批判の声が上がっている。大統領の立場を利用した利益相反や、金銭による優遇措置にあたるという指摘だ。
一部の参加者は、参加資格を得るために数百万ドルを費やしてトークンを集めたとされている。
一方で、参加に必要なトークンの保有額は、前年と比べて大幅に低下した。2025年は約5万5,000ドル相当が必要だった。しかし、今回は約8,460ドル相当の保有で招待された参加者もいる。
TRUMPの価格は激しい値動きを見せている。当初は約45ドルで取引されていたが、発表前には約3ドルまで下落していた。
トランプ氏の参加が確認されたことで、価格は再び上昇傾向を見せている。
イベントのウェブサイトには贈り物を一切受け取らないという免責事項が記載されている。しかし、参加者はすでにトークンの保有を通じて多額の資金を投じている状況だ。
