Thumzup、1000万ドル自社株買いとマイニング企業買収を発表

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ドージコインのロゴと仮想通貨のマイニングリグが並ぶ未来的なサーバーファーム

Thumzup Media社は24日、1,000万ドル(約14億8,000万円)規模の自社株買いプログラムを承認し、ドージコインのマイニング企業を買収する最終契約を締結した

自社株買いと仮想通貨への戦略的転換

同社の取締役会が承認した新たな自社株買いプログラムは、2026年12月31日まで実施される。これは、2025年9月に完了した100万ドル(約1億4,800万円)規模のプログラムに続くものだ。

公式な開示情報によると、同社は9月19日時点で平均株価4.71ドルで212,432株、総額約100万ドル相当の普通株式を買い戻している。

ThumzupのRobert Steele CEOは、「1,000万ドルの自社株買いプログラムを実施する決定は、当社の長期戦略への自信と、株主への価値提供に対する我々のコミットメントを反映している」と述べた。同氏は、デジタル資産の戦略的な蓄積と基盤インフラへの投資を組み合わせることで、持続的な成長が可能になると考えている。

同社は現在、デジタル資産として19.106ビットコイン(BTC)と約750万ドージコイン(DOGE)を保有しており、暗号資産(仮想通貨)市場での地位確立に戦略的に注力している。

DogeHash買収と今後の展望

同時に発表されたドージコイン(DOGE)マイニング企業DogeHash Technologiesの買収は、Thumzupの仮想通貨事業を大きく前進させる動きだ。

DogeHashは現在2,500台のマイニングリグを稼働させており、年内にはさらに1,000台の追加を予定している。ドージコインのマイニングは、代表的なビットコインのマイニングとは技術的に異なる側面を持つ。

この買収が完了すれば、Thumzupは社名を「Dogehash Technologies Holdings」に変更する計画だ。同社は買収後の年間収益を2,270万ドルから5,160万ドルと予測しており、105億ドル規模に成長する仮想通貨マイニング市場での存在感を高める狙いがある。

ただし、この買収は株主投票やナスダックの承認など、標準的な規制要件を満たす必要がある。また、同社の当座比率が0.27と報告されており、財務健全性に対する市場の懸念も存在する。

こうした動きは、同社の大胆な仮想通貨投資戦略の一環と見なすことができる。同社は以前、1株10ドルで5,000万ドル(約74億円)の資金調達を実施しており、これが今回の戦略的な動きの資金的基盤となっているとみられる。

著者: 斉藤 賢太郎

日本版ICOBench編集長。2010年代からビットコインに興味を持ち、仮想通貨への投資も2018年に始める。同時期、暗号資産ライターとしてのキャリアもスタート。仮想通貨を始めとしたフィンテック分野のコンテンツ制作・編集を得意とする。