iGaming企業シャープリンク・ゲーミングは11日、世界有数の機関投資家5社と総額4億ドルの証券購入契約を締結したと明らかにした。中には世界最大級の資産運用会社も含まれる。
同社は8月10日時点でイーサリアム(ETH)約59万8800枚を保有し、未使用のATM資金2億ドルとあわせ、ETH保有額は30億ドルを超える見込みだ。
同社のジョセフ・チャロムCEOは、「過去1週間で9億ドルを調達できたのは、当社のETH財務戦略に対する市場の信頼の証」とコメントした。
SharpLink’s ETH holdings expected to exceed $3B following $400M registered direct offering with institutional investorhttps://t.co/U1bU6UCHYf pic.twitter.com/uXZLNGIe9Q
— SharpLink (SBET) (@SharpLinkGaming) August 11, 2025
イーサリアム中心の企業戦略へ転換
シャープリンクは元々スポーツベッティングのマーケティング企業であったが、事業戦略を大きく転換。株式の追加発行を通じて継続的に資金を調達し、イーサリアムの購入に充てている。
同社はこの動きを、企業の財務資産として暗号資産(仮想通貨)を組み入れる広範なトレンドの一環と位置づけている。
共同CEOのジョセフ・チャロム氏は、同社が最大かつ最も信頼されるETH財務企業になることを目指していると述べている。
市場の懸念と機関投資家の信頼
今回の増資発表に対し、株式の継続的な発行による希薄化を懸念する声が上がった。この影響で、同社株は12日の通常取引で6.5%下落した。
しかし、イーサリアム価格は機関投資家の採用拡大を背景に2025年6月から50%以上上昇しており、同社の戦略には追い風が吹いている。
実際に同社は直近で9億ドル(約1332億円)もの資金調達に成功しており、機関投資家からの強い信頼がうかがえる。
シャープリンクは現在、ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ社に次いで、上場企業として2番目に大きなイーサリアム保有者となっている。
今後もイーサリアム財務の拡大を最優先しつつ、事業運営とのバランスを取っていく方針だ。このような企業による大胆な仮想通貨投資は、市場全体に大きな影響を与える可能性がある。
