世界最大のビットコイン(BTC)財務戦略企業であるストラテジー社のマイケル・セイラー会長は11日、ビットコインの追加購入を示唆するメッセージを投稿した。
「Big Orange」が示唆するビットコイン追加購入
セイラー氏はXに「Big Orange」という言葉を投稿し、市場の関心を再び集めている。
この表現は過去、同社がであるビットコインの取得を正式に発表する前兆として使われてきた。
市場参加者はこの投稿を、同社による買い入れの重要なシグナルと捉えているようだ。
₿ig Orange. pic.twitter.com/VmFz8nI1uq
— Michael Saylor (@saylor) January 11, 2026
同社は現在、67万3783BTCを保有しており、その価値は約612億5000万ドルに達する。財務情報によると、1BTCあたりの平均取得単価は7万5026ドルだ。
現在の市場価格は9万1000ドル付近であり、多額の含み益が発生している状態にある。
直近の購入動向を見ると、同社は1月5日に1286 BTCを約1億1600万ドルで取得した。この際の平均取得価格は8万8568ドルだった。
同社はそれ以前にも昨年末から年始にかけて、小規模なビットコイン購入を断続的に行っている。
株式市場を活用した資金調達戦略
ストラテジーは、ビットコインの購入資金を主に自社株の売却によって調達している。
同社は2025年半ば時点で、企業戦略の83%をビットコインの蓄積に注力していると報告した。
この手法により、株価のパフォーマンスとビットコインの購入能力が直接的に連動する仕組みとなっている。
公開情報によると、同社には株式売却による資金調達枠がまだ約116億ドル残されている。
この豊富な資金力が、市場の変動にかかわらず継続的な買い入れを可能にしている。
また、配当義務の2年分以上をカバーする22億5000万ドルの準備金も確保しているという。
ビットコインの価格は現在、9万1000ドル付近での保ち合いが続いている。
同社の保有量はビットコイン総供給量の約3.2%を占め、世界最大級の企業保有者となっている。
この「オレンジ・ドット」と呼ばれる戦略は、100社以上の企業に同様のモデルを採用させる影響を与えた。
一方で、特定の資産への集中は規制当局の監視や株価変動リスクを招く懸念もある。
市場全体が活況を呈する中、投資家の一部には、イーサリアムなど他銘柄への分散投資や、これから伸びる仮想通貨を模索する動きも見られ始めている。
