動画配信Rumble、ビットコイン・USDTで直接投げ銭可能に

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放送用マイクの周囲に積み上げられたビットコインとテザーのコイン

動画共有プラットフォームのRumbleは7日、クリエイターへの投げ銭機能などを備えた独自の暗号資産(仮想通貨)ウォレットを正式に開始した。

YouTubeの競合として知られるRumbleは、ステーブルコイン発行大手のテザーと提携し、新機能「Rumble Wallet」を導入した。

このウォレットはプラットフォームに直接統合されており、視聴者はクリエイターに対して仮想通貨で直接チップを送ることができる。

Rumble、新ウォレットでクリエイター支援を直接化

動画共有プラットフォームのRumbleは、クリエイターへの支援を広告ネットワークや銀行などの仲介を介さずに直接行える仮想通貨ウォレットを導入した。

初期段階ではビットコイン(BTC)、テザー(USDT)、テザーゴールド(XAUt)に対応している。

発表によると、このウォレットはテザーのウォレット開発キットを用いた初の大規模消費者向けアプリケーションとなる。

Rumbleのクリス・パブロフスキCEOは、同社の取り組みを「仮想通貨と分散型インターネットが象徴する自由」と位置付け、言論の自由の重視と結び付けて説明した。

Rumble walletはノンカストディアル方式を採用しており、ユーザー自身が秘密鍵を管理することで資産のコントロール権を保持できる。

また、決済プロバイダーMoonPayを通じてクレジットカードやPayPalで仮想通貨と法定通貨の交換も可能だ。

これにより、クリエイターは収益の大部分を直接受け取れる体制が整い、DeFiの理念とも呼応する形となる。

テザー社との戦略的な提携関係

今回のローンチは、両社の戦略的な関係をさらに深めるものとなった。

テザーは2024年後半に約7億7500万ドルを投じ、Rumble株の約48%を保有している。

主要ステーブルコイン発行体としてのテザーの動きは、仮想通貨業界全体に大きな影響を与えるものと見られている。

Rumble自身も財務戦略としてビットコインを採用しており、これまでに約1700万ドル相当のBTCを取得。

現在211BTCを保有しており、上場企業としては有数の保有量を誇る。

市場はこの発表を好感し、Rumble株は時間外取引で一時4%近く上昇した。

テザーのパオロ・アルドイノCEOは、今回のウォレットについて「ユーザーにこれまでにないコントロール権を提供し、表現の自由を促進する技術」とコメントしている。

著者: 松田 明日香

暗号資産投資を2020年に始め、ビットコインやNFT、DeFiなど複数の分野で投資経験を有する。2025年1月にICOBenchに参加し、専門的な暗号資産ライティングを手掛けている。