リップル傘下のGTreasuryは6日、金融自動化ソリューションを提供するSolvexiaを買収したことを明らかにした。
今回の買収により、GTreasuryは財務およびコンプライアンス業務における照合や規制報告の機能を大幅に拡張できる見込みだ。
Solvexiaはノーコードで利用できる金融自動化ツールやデータ管理・分析ソリューションを提供しており、エンジニアの支援なしで複雑なワークフローを構築できる点が特徴となっている。
リップル傘下GTreasury、財務自動化でリスク軽減へ
多くの企業の財務チームは依然として手作業によるスプレッドシート処理に依存しており、これが運用リスクや監査上の問題につながるケースが多い。
GTreasuryはSolvexiaの技術を統合し、財務管理とデジタル資産インフラを組み合わせた包括的な自動化アプローチを提供する。
Big news: GTreasury has acquired @Solvexia, a leader in no-code financial automation for reconciliation and regulatory reporting.
Finance teams spend days on manual reconciliation, creating fraud exposure and audit risks. Solvexia transforms these processes from multi-day… pic.twitter.com/7PyoUZMcjq
— GTreasury (@GTreasury) January 6, 2026
統合プラットフォームは支払ゲートウェイ、銀行システム、ERP、内部記録など、あらゆるチャネルでのエンドツーエンド照合を可能にする。
これにより、不正資金の特定や収益漏れの検出、会社間決済の迅速な検証が可能となるほか、承認プロセスにガバナンスを組み込むことで手動作業によるリスクも低減される。
GTreasuryのレナート・フェル・エッケCEOは、自動化が透明性向上に寄与する重要性を強調。
Solvexiaのアデム・トゥルグットCEOも、この統合が現在の課題解決に留まらず、将来の金融ガバナンス要件にも対応すると述べている。
リップルの技術でデジタル資産と法定通貨を統合管理
GTreasuryは2025年にリップルによって10億ドルで買収され、現在は世界160カ国以上で1000以上の企業にサービスを提供している。
Solvexia買収により、従来の銀行取引と暗号資産(仮想通貨)の双方を統合管理できる体制を構築。
複雑化する規制環境下でも、従来数週間かかっていた多国間報告業務を数時間に短縮することを目指す。
この取り組みは、リップルが進めるエンタープライズ向け金融インフラ戦略の一環と位置付けられる。
GTreasuryのインフラとSolvexiaの自動化機能を組み合わせることで、企業は法定通貨とデジタル資産を併用するハイブリッド環境下でも、迅速かつ安全に業務を遂行できる。
また、リップルの即時グローバル流動性実行と連携することで、企業の財務運営を一層強力にサポートすると見られる。
