ライトコイン(LTC)は11日、107ドルでの反発を起点に緩やかな上昇基調を維持し、117ドルまで回復した。
上昇の背景には、大口投資家による買い集めとETFへの期待がある。
オンチェーンデータによれば、1万LTC以上を保有するアドレスは直近6日間で25万LTCを蓄積しており、これは2024年12月以降で最大規模の買い増しとなっている。
大口投資家の買いとETF期待が価格上昇を後押し
現在の上昇は、大口投資家(クジラ)の動きが大きく影響している。
クジラ全体の保有量は4889万LTCに達し、資産が大口に集中している状況が浮き彫りとなっている。
同時期に、カナリー・キャピタルがライトコイン現物ETFのS-1申請書を修正提出したことも市場心理を改善させた。
承認はまだ米証券取引委員会(SEC)から得られていないものの、機関投資家の関心を再び引きつける要因となっている。
過去の事例からも示されるように、ETF承認への期待は正式な可否に関わらず投機的な買いを呼び込みやすい。
こうした動きは、今後の仮想通貨投資を見極めるうえで注目すべき指標となる。
テクニカル分析と今後の価格予測
テクニカル指標によれば、ライトコインは主要な抵抗線を突破し、強気反転の兆しを見せている。
アナリストは直近の抵抗水準を124.77ドルとし、このラインを明確に上抜ければ上昇基調がさらに強まる可能性があると分析する。
一方で、トレンド維持には106.38ドルのサポートラインを下回らないことが条件となる。
複数の価格予測モデルでは、中期的な目標値を125〜153ドルの範囲と想定。専門家の一部は、9月中に最高148.18ドルへ到達する可能性を示唆している。
ただし、規制当局の動きが短期的な価格変動に影響を及ぼすリスクは残る。
特にETF関連の進展は市場センチメントを左右する要因であり、ライトコインの動向はアルトコイン市場全体を映す重要な指標として注視されている。
