大手暗号資産(仮想通貨)取引所のクラーケンは18日、新たなトークン販売プラットフォームKraken Launchの始動と、その第一弾プロジェクトとしてYield Basis(YB)のトークンセールを実施することを明らかにした。
We’re partnering with @Legiondotcc to launch Kraken Launch, a new platform for exclusive token sales.
Fair access. Clear disclosures. Backed by Kraken’s 14 years of trust.
First sale coming soon ⤵️ https://t.co/xSD1QnncfN
but wait, there’s more 👇 pic.twitter.com/cy5KxmMikF
— Kraken (@krakenfx) September 18, 2025
Kraken Launchと戦略的パートナーシップ
YBは、著名なDeFiプロトコルであるCurve Finance(カーブファイナンス)のマイケル・エゴロフ創設者が開発した、ビットコイン(BTC)の利回りプロトコルである。
同プロトコルは手数料主導の仕組みを通じてビットコインネイティブの利回りを提供すると同時に、自動マーケットメーカー(AMM)の曲率リスクを相殺する自動リレバレッジシステムを実装することを目的としている。
Kraken Launchは、クラーケンの信頼性に裏打ちされた公正で透明性があり、コンプライアンスに準拠したプラットフォームとして、限定的なトークンセールへの早期アクセスを提供する。
トークンセール詳細と参加資格
YBのトークン販売は、評価ベースのプラットフォームを提供するLegion(レギオン)との提携を通じて行われる。販売は2段階で構成される。
第1段階では、レギオンのスコアが基準を満たすユーザーに最大20%のトークンが割り当てられる。
第2段階では、残りのトークンがクラーケンとレギオンの両プラットフォームで先着順に公開される。
レギオンのスコアリングシステムは、オンチェーン活動やSNS、GitHubでの活動を検証し、開発者やパワーユーザーを優先する仕組みだ。
クラーケンはグローバルな販売網と、欧州のMiCA規制など各国の法規制に対応するコンプライアンスの枠組みを提供する。
この協力体制は、新しいトークン配布モデルの大規模なテストケースと位置づけられている。
YBの経済モデルとCurve DAOの支援
YBの経済モデルは、流動性提供者がビットコイン建ての手数料を受け取るか、手数料を放棄してYBトークンの排出を受け取るかの選択を迫る独自の構造を持つ。
両方を同時に受け取ることはできない。また、YBはCurve DAOからcrvUSDのクレジットライン供与に関する提案で承認を得ている。
この承認は、YBの成長がCurveのステーブルコイン経済圏と連携することを示し、強力なコミュニティの支持を反映するものだ。
YBトークンの総供給量は10億で、そのうち3億が初期流通量として報告されている。トークンは流動性インセンティブ、チーム、エコシステム準備金などに分配される計画だ。
今回のローンチは、ビットコインのボラティリティとオンチェーン流動性への関心が高まる中で行われる。
YBは、従来のDeFi戦略と比較して、ビットコイン流動性提供者に対してより安定したリターンを提供することを目指す。
このような革新的なプロトコルは、より多くの投資家を仮想通貨市場に引きつける可能性を秘めている。
