暗号資産(仮想通貨)運用会社大手のグレースケールは22日、HYPE ETFのS-1登録届出書の修正第3版を提出した。
上場に向けた運用詳細が明らかに
グレースケールが提案するHYPE ETFは、仮想通貨HYPEを保有し、上場ファンドの構造を通じてその価値を追跡する設計となっている。
米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、同ファンドは米ナスダックにティッカーシンボル「GHYP」で上場する予定だ。
目論見書には、トラストが2026年1月8日に設立されたことが記載されている。
修正された提出書類には、商品の承認が近づいていることを表す運用上の詳細が追加された。ティッカーやカストディ(保管)に関する情報のほか、規制および税務上の承認を条件とするステーキング機能の可能性も含まれている。
トラストの投資目的はHYPEの価値を反映することであり、条件が満たされればステーキングを通じて得られるHYPEも含まれる。
SECへの提出書類では、トラストの株式がバスケット単位で設定および解約されることが示されている。スポンサーは現物および現金による設定と解約のメカニズムの準備を進めている。
これらはETFのローンチに向けた重要な準備項目となる。
激化するHYPE ETFの市場競争
提出書類では、トラストのサービスプロバイダーも特定されている。CSCデラウェア・トラスト・カンパニーが受託者を務める。
また、バンク・オブ・ニューヨーク・メロンが名義書換代理人および管理者として指定されている。
ブルームバーグのジェームズ・セイファートETFアナリストは、度重なる提出書類の更新はローンチが近づいていることを表していると述べた。
同氏は、ファンドが稼働した際のティッカーはGHYPになると予想している。
市場での競争も激しさを増している。報道によると、ビットワイズや21シェアーズもHYPE関連商品を計画している。
セイファート氏は、最終的に3つのHYPE ETFが米国の取引所で競合する可能性があると見ている。
