大手暗号資産(仮想通貨)投資企業のギャラクシーデジタルは12日、24時間で総額4億8600万ドル相当のソラナ(SOL)を取得したことが明らかになった。
ブロックチェーン分析プラットフォームのLookonchainが検証したオンチェーンデータによると、同社はこの期間に合計215万9182 SOLを購入。
この中には、1億6000万ドルに相当する70万6790 SOLの取引が含まれており、取得時のソラナの価格は1トークンあたり約225ドルだった。
この大量購入は、単一の機関投資家による1日のソラナ取得額としては過去最大級となる。
Galaxy Digital just bought another 706,790 $SOL($160M).
In the past 24 hours, their total buy is a massive 2,159,182 $SOL($486M).https://t.co/OFLLaSJQdS pic.twitter.com/RUoK7NXZMM
— Lookonchain (@lookonchain) September 12, 2025
巨額取得の背景と市場への影響
この大規模な取得は、ソラナの価格が8カ月ぶりに220ドルを突破した中で行われた。この価格上昇は、取引プラットフォーム全体で1700万ドル以上のショートポジションの清算を引き起こした。
ギャラクシーデジタルのマイク・ノボグラッツCEOは最近、「仮想通貨市場はソラナの季節に入りつつある」と発言しており、市場心理に影響を与えていた。今回の機関投資家による買いは、この見方を裏付ける形となっている。
テクニカル分析では、ソラナが220ドルから225ドルのゾーンを強力な支持線として確立したことが示されている。アナリストは、この水準を維持できれば、次の目標価格として300ドルから400ドルが視野に入ると指摘している。
この動きにより、ソラナは時価総額でバイナンスコイン(BNB)を上回り、1264億ドルで仮想通貨市場第5位に浮上した。
機関投資家の戦略とソラナの今後
ギャラクシーデジタルは、ソラナに特化した戦略の一環として、デジタル資産管理会社フォワード・インダストリーズの私募増資(16.5億ドル)を主導した。
これにより同社の株価は5営業日で135%上昇。ギャラクシー、ジャンプ・クリプト、マルチコイン・キャピタルは計3億ドル以上を出資し、継続的な支援を計画している。
こうした動きは、上場企業を仮想通貨関連企業に転換するリバースマージャー戦略の広がりを示す。
仮想通貨投資企業ビットワイズCIOのマット・ホーガン氏は、仮想通貨を企業資産とする動きや、将来のソラナETFの可能性を強気材料と評価。すでにビットコインETFの成功もあり、ソラナETFへの期待も高まっている。
ギャラクシーデジタルはこれまでもソラナを蓄積しており、8月27日以降に約1.91億ドル相当(93.5万SOL)をコインベースに入金。今回の取得は、機関投資家によるソラナへの強い期待を示している。
