中国最大マイニング企業F2Pool創設者、BTCとETHを大量取得

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33億円超のETHとWBTCを蓄積するクジラのイメージ画像

F2Poolのワン・チュン共同創設者は18日、イーサリアム(ETH)とラップドビットコイン(WBTC)を大量に取得した。

大手マイニング企業創設者の動向

F2Poolのワン・チュン共同創設者に関連するウォレットが、暗号資産(仮想通貨)取引所大手のバイナンスから大規模な資金移動を行った。

オンチェーンデータによると、約4時間で7,650 ETHと124.18 WBTCを引き出している。これらの総額は約2,066万ドルに上る。

引き出された資金はその後、イーサリアム基盤の分散型レンディングプラットフォームであるSparkに全額預け入れられた。スパークは、ユーザーが資産を貸し出して利回りを得たり、担保として利用したりできるサービスだ。

この動きは、単純な長期保管ではなく、分散型金融(DeFi)での利回り獲得を狙った戦略とみられる。

さらに広範な15時間のデータ分析では、同氏に関連するアドレスが合計で約3,340万ドル相当の仮想通貨を蓄積した疑いがある。

内訳は約1万1,448 ETHと224.66 WBTCだ。推定平均取得価格はイーサリアムが1,690ドル、WBTCが6万2,554ドルとされている。

DeFi市場への影響とクジラの動き

F2Poolは世界最大級のビットコインマイニングプールとして広く知られている。

そのため、同社の共同創設者による大規模な資金移動は、市場のセンチメントを測る重要なシグナルとして多くの市場参加者から注目を集めている。

マイニング企業の収益は主にビットコインで得られることが多い。保有資産をトークン化してDeFiプロトコルに預け入れることで、追加の利回りを得て資本効率を高める狙いがあると考えられる。

市場のボラティリティや金利差に応じて、大口保有者がビットコインやイーサリアム、DeFi関連銘柄の間で資金を移動させる傾向は近年よく見られる。

今回の動きは、仮想通貨市場におけるクジラ(大口保有者)による継続的な蓄積パターンの一部として捉えられている。

F2Poolからの公式な企業発表は現時点ではないものの、複数のオンチェーンデータがこの一連の取引を明確に裏付けている。

著者: 早藤 佑太

2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年よりSNSやブログでもコンテンツ発信を開始。2025年よりICOBenchのライターとして参加。