イーサリアムL2「リネア」トークン発行開始|エアドロップも実施

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私たちを信頼する理由
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イーサリアムを象徴する金色の構造に、Lineaを表す銀色のネットワークが流れ込む未来的なイメージ

イーサリアム(ETH)のL2ソリューション開発を手がけるコンセンシスは10日、リネア(LINEA)ネットワークのトークン生成イベントを開始し、大規模なエアドロップを実施した

今回のイベントでは、LINEAトークンが合計94億枚、約74万9000の対象ウォレットに配布される。

リネアは、イーサリアムのスケーラビリティと取引効率を向上させることを目的としたL2ネットワークであり、今回のトークン発行はエコシステム拡大に向けた重要な一歩となる。

開発チームはリネアを「イーサリアムのゴールドに対するシルバー」と位置付けており、イーサリアムを補完し、その成長を支える資産としての役割を担うことを目指している。

一時的なネットワーク停止と市場の反応

トークン発行の直前、協定世界時の9月10日午前5時52分に、ブロック生成が一時的に停止するシーケンサーの障害が検出された。

しかし、エンジニアリングチームの対応により、午前6時15分には正常な運用が再開。プロジェクト側は、この障害とトークン発行は無関係であると説明している。

一方、市場では発行を前に警戒感が広がっていた。バイナンス先物での市場前取引では、9月1日にLINEAの価格が初値の0.08ドルから0.052ドルまで34%下落した。発行直前の技術的な問題が、市場の憶測を呼んだ可能性がある。

VC・チーム割当なしの独自なトークン配布

今回のトークン配布構造は、ベンチャーキャピタル(VC)や開発チームへの割り当てを意図的に排除している点が特徴だ。プロジェクトは公式に「チームやVCへの割り当てなし。持続可能性のみ」と表明している。

総供給量720億トークンのうち、約85%がエコシステムの成長に充てられる。内訳は、初期ユーザーと開発者に10%、長期的なエコシステム基金に75%、流動性提供者向けのコミュニティドロップに4%となっている。

このエコシステム基金は、コンセンシスや仮想通貨インフラ開発のEigen Labsなどで構成されるリネアコンソーシアムによって管理される。

エアドロップの対象者は、2025年7月に取得されたスナップショットに基づき、オンチェーン活動や早期のエンゲージメントを評価するキャンペーンへの参加によって決定された。

対象者は2025年12月9日までにトークンを受け取る必要があり、未請求分はエコシステム基金に還元される。

今回のLINEAトークン発行は、イーサリアムの今後のエコシステム拡大に向けた重要な動きであり、仮想通貨市場におけるL2ソリューションの役割を改めて示す事例となった。

著者: 松田 明日香

暗号資産投資を2020年に始め、ビットコインやNFT、DeFiなど複数の分野で投資経験を有する。2025年1月にICOBenchに参加し、専門的な暗号資産ライティングを手掛けている。