ビットマインは22日、保有するイーサリアム(ETH)を自社のステーキングプラットフォームへ移行する計画を明らかにした。
巨額のイーサリアム保有とステーキング戦略
ファンドストラットのトム・リー共同創設者が会長を務めるビットマインは、イーサリアムの財務戦略において重要な節目を迎えている。
同社は現在、約350万ETHをステーキングして運用している。この評価額は約81億ドルに上る。
このステーキングポジションは、同社のイーサリアム保有量全体の70.1%を占める。さらに、イーサリアムの総供給量の約2.9%に相当する巨大な規模だ。
同社のイーサリアム総保有量は500万トークンを超えており、総供給量の4.1%以上を占めている。
ビットマインは、イーサリアム全体の5%を蓄積するという野心的な目標を公に掲げて活動を続けている。仮想通貨の保有に加えて、同社は3億9,800万ドルの現金や192 BTCを保有している。
その他の多様な資産を含めると、総保有額は約132億ドルに達し、強固な財務基盤を築いている。
自社プラットフォームへの移行
ビットマインは3月、機関投資家向けのイーサリアムステーキングサービスであるMAVANを立ち上げた。このプラットフォームは当初、自社の財務を管理するために内部で開発されたものだ。
現在は、米国を拠点とするインフラを求める外部の機関投資家や取引所を対象にサービスを展開している。
過去1週間で、同社は10万1,776 ETHをMAVANにステーキングした。これは約2億1,900万ドルの価値がある。
今後数週間で、残りのステーキングされたイーサリアムのほぼすべてを同プラットフォームに移行する計画を発表している。
一方で、コインベース・プライムを通じた資金の割り当ても継続して行っている。21日から22日にかけて、約13万6,800 ETHをコインベース・プライムのバッチステーキングサービスに転送した。
この転送額は合計で約4億6,200万ドルに相当する。
MAVANへの完全な移行が完了した場合、同社は年間約3億ドルのステーキング報酬を見込んでいる。複数のインフラ提供者を活用することで、運用リスクの分散を図っていく構えだ。
