コインベース開発Baseで障害発生、ブロック生成が一時停止

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Baseメインネットの障害とブロック生成停止を象徴する、割れたロゴのグラフィック

暗号資産(仮想通貨)取引所大手のコインベースが開発するレイヤー2ネットワークのBaseは25日、メインネットでのブロック生成が一時停止した。

コンセンサス問題によるブロック生成の停止

Baseのメインネットにおいて、ブロック高47,806,542に達した直後にチェーンが停止する事態となった。公式の発表によると、コンセンサス(合意形成)に関する問題が原因で、無効なブロックがシーケンサーに組み込まれたという。

この無効なブロックが処理のパイプラインに入り込んだ結果、ネットワークは新しいブロックを生成できなくなった。

この障害の直接的な影響として、Base上でのメインネットの入出金やクライアントソフトウェアの操作が中断された。

一方で、基盤となるイーサリアム(ETH)のレイヤー1は正常に機能し続けていた。

プロジェクトの開発者らは、ユーザーの資金は一貫して安全に保たれていると強調している。

今回の問題はセキュリティの侵害ではなく、あくまで運用上の不具合であった。障害は協定世界時(UTC)の16時3分ごろに検知され、運営チームは直ちに調査を開始した。

ネットワークの参加者が正しいチェーンを延長できなくなる事態となり、レイヤー2インフラの複雑さが改めて浮き彫りになった形だ。

迅速な復旧と予定通りのアップグレード

運営チームはブロック生成の異常を検知してから約1時間で、無効なブロックに関連するコンセンサスの不具合を特定した。その後、内部インフラの安定化を図り、シーケンサーとノードのシステムを部分的に復旧させた。

ネットワーク全体へのブロック伝播を正常化するため、一部のノード運営者には手動での再起動や再同期が求められた。

最終的に、17時51分ごろには新しいブロックのシーケンス処理が再開された。17時58分ごろにはブロック生成が完全に正常な状態へと戻っている。

注目すべきは、この障害が予定されていたメインネットの「Beryl」アップグレードの直前に発生した点だ。

一部では新しいコードとの相互作用が影響した可能性も指摘されている。

Baseは障害からの復旧後、予定通り18時ごろにBerylアップグレードを実施した。

プロジェクト側は今後、根本的な原因をさらに調査し、詳細な報告書を公開する方針だ。

著者: 早藤 佑太

2020年より暗号資産(仮想通貨)投資を開始。2021年よりSNSやブログでもコンテンツ発信を開始。2025年よりICOBenchのライターとして参加。