米ソフトウェア企業のストラテジー(Strategy)は2日、3015ビットコインを追加購入したと発表した。
101回目の購入で保有量は72万BTC超に
同社は2月23日から3月1日にかけて、3015ビットコイン(BTC)を約2億4100万ドルで取得した。1BTCあたりの平均取得価格は6万7700ドルだった。
2020年に暗号資産(仮想通貨)の蓄積戦略を開始して以来、今回で101回目の購入となる。
今回の追加取得で、同社の総保有量は72万737BTCに達した。総取得コストは約547億7000万ドルに上る。全体の平均取得価格は7万5985ドルとなっている。
同社は現在、ビットコインの供給上限である2100万枚の3.4%以上を保有している。上場企業として最大の仮想通貨保有者としての地位をさらに強固なものにした。
同社は代表的な仮想通貨関連株としても注目を集めている。前週にも592BTCを約3980万ドルで取得しており、積極的な買い増しを続けている。
株式売却による資金調達と今後の計画
今回の購入資金は、株式の市場内売却プログラムを通じて調達された。
クラスA普通株式を売却し、約2億2990万ドルの純手取額を得た。さらに優先株式の売却でも約710万ドルを集めている。
この資金調達は、同社が掲げる「42/42」計画に沿った動きだ。2027年までに840億ドルを調達し、さらなる仮想通貨の取得を目指している。
同社は仮想通貨長期保有の姿勢を崩していない。3月1日時点で、約76億ドル分の普通株式が追加発行可能な状態にある。
同社の取締役会は1日、優先株式の年間配当率を11.25%から11.5%に引き上げることを承認した。配当を重視する層を惹きつける狙いがある。
発表時点でビットコイン価格は約6万5500ドルで推移していた。
同社の保有資産の評価額は約475億ドルとなり、取得コストを下回る未実現損失を抱えている。ストラテジーのマイケル・セイラー会長は1日、SNSで「世紀の変わり目」と投稿し、事前の購入を匂わせていた。
