グレースケール、ドージコイン連動ETFを米国で上場開始

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ウォール街のオフィスデスクに置かれたドージコインと背景の株式市場チャート

資産運用大手のグレースケールが24日、ドージコイン(DOGE)の現物ETFをニューヨーク証券取引所Arcaで取引開始した。

「Grayscale Dogecoin Trust ETF(GDOG)」と呼ばれるこの商品は、米国市場で初めてドージコイン単独のパフォーマンスに連動する現物型ETPとなる。

ミームから実用的なツールへの進化

同社はドージコインについて、かつてはミームコインの代表格だったが、現在では金融アクセスを拡大する実用的なツールへと成熟したと評価している。

広範なユーザー基盤や安価な手数料、高速な取引速度を背景に、世界中での採用が進んでいるという。

こうした動きを受け、グレースケールでETF資本市場を統括するクリスタ・リンチ・シニアバイスプレジデントは、今回の上場について次のように述べた。

「インターネット文化から現実世界の有用性へと進化したドージコインへのアクセスを、より多くの投資家に提供したいと考えている」と語った。

規制上の位置づけとリスク要因

GDOGは1940年制定の投資会社法ではなく、1933年証券法に基づいて登録されている。このため、一般的なETFや投資信託とは異なる規制下に置かれ、投資家は特有のリスク要因を理解する必要がある。

同社は公式発表で、元本割れの可能性など重大なリスクがあると明記しており、GDOGの保有はドージコインの現物保有とは異なる性質を持つと説明している。

このETFは、25年1月に適格投資家向けに提供された私募ファンドを転換し、一般市場での取引を可能にしたものだ。

グレースケールはこれに先立ち、リップル(XRP)の現物ETFも上場しており、暗号資産(仮想通貨)関連商品のラインナップを拡充している。

著者: 白石 一颯

仮想通貨・ブロックチェーン分野を中心に、最新ニュースや規制動向、プロジェクト分析などを取材・執筆。国内外の信頼性ある情報源をもとに、読者に正確で有益なコンテンツを届けています。専門性と透明性を重視し、投機に偏らない情報提供を心がけています。