米資産運用会社Bitwise(ビットワイズ)は20日、リップル(XRP)現物ETFの取引開始を明らかにした。
ブルームバーグのアナリストによると、同社は1933年証券法に基づく承認プロセスを経て、最短スケジュールでのローンチを予定している。
今回のETFは、従来のデリバティブ型とは異なり、現物を直接保有する形式となる。
グレースケール、ドージコインETFも準備中
競合他社も動きを加速している。グレースケールとフランクリン・テンプルトンは、それぞれXRP現物ETFを24日に開始する予定だ。
また、グレースケールはドージコイン(DOGE)を対象としたETFも同日に投入すると見られている。
既存の信託商品をETFに転換する手続きが進められており、アナリストはその実現可能性を指摘している。
ドージコインの市場規模は約230億ドルに達し、時価総額の上位10銘柄に入っている。この規模がETF化の追い風となったとみられる。
規制枠組みと多様な投資手段
今回のETF群は、米証券取引委員会の承認を要する厳格な枠組みの下で設計されており、純粋な現物ETFとして、従来の承認商品とは一線を画す。
ビットワイズによる公式リリースでは、XRP現物ETFの構成や運用方針、保管体制などの詳細が公表されている。
一方、Amplifyは18日にXRP関連のインカムETFの提供を開始した。これはオプション取引を通じて収益を目指すもので、現物を保有しない仕組みを採用している。
投資家にとっては、ETFの選択肢が多様化している状況だ。
新たな現物ETFの登場は、機関投資家にとって暗号資産(仮想通貨)市場へのアクセスを広げる重要なステップとされる。これにより、XRPやドージコインの市場流動性が高まるとの見方も出ている。
