NFTとミームコイン市場が、過去1週間でともに回復傾向を見せた。仮想通貨市場全体でリスク選好が高まったことが背景にある。
NFT市場が時価総額37億ドルに
CoinGeckoのデータによると、NFT市場の時価総額は5日時点で約35億ドルから、執筆時点で約37億ドルへと回復し、1週間で約6%上昇した。
一方、販売データ追跡サービスCryptoslamの統計によれば、上位20のNFTコレクションのうち、有意な販売増を記録したのは一部に限られた。
CryptoPunksの販売額は7日間で22.8%増加し、約300万ドルに達した。Mutant Ape Yacht ClubとMilady Makerは、それぞれ36.5%と80%の大幅な上昇を記録した。
Polygon基盤のCourtyardは14%以上、Lil Pudgysなどの小規模プロジェクトは約24%上昇した。
こうした動きは、NFT市場が10月から11月にかけて46%下落するなど低迷していた時期を経て、投機的な意欲が市場に戻りつつあることを示している。
ミームコイン市場は時価総額500億ドルに拡大
ミームコインも同様の回復傾向を示した。CoinMarketCapのデータによれば、ミームコイン全体の時価総額は470億ドルから500億ドルへと拡大した。
主要ミームコインはいずれも上昇し、ドージコイン(DOGE)は8.7%、シバイヌ(SHIB)とぺぺコイン(PEPE)はそれぞれ10.4%、7%の上昇を記録した。
ソラナ(SOL)基盤のBONKは11.8%、dogwifhat(WIF)とDonald Trump米大統領の公式ミームコインはともに14.2%上昇し、主要銘柄の中でも大きな上昇率となった。
PEPENODE、実用性を備えたミームコイン
こうした活況の中、投機にとどまらない実用性を持つミームコインが注目を集めている。イーサリアム(ETH)基盤のPepeNode(PEPENODE)はその一例だ。
PepeNodeは、ブラウザ上で仮想マイナーノードの購入・配置を可能にするプラットフォームを備えている。
物理的なハードウェアや高電力を必要とせず、オフチェーンでマイニングをシミュレーションする仕組みを持つ。
同プロジェクトはプレセールを実施中で、すでに200万ドル超を調達している。PEPENODEは現在、1トークンあたり0.0011454ドルで先行販売されている。
特徴的なのは、トークン保有者がPepeNodeに加え、PepeやFARTCOINなど複数通貨の報酬を得られるクロストークン報酬システムの実装だ。
また、ノードのアップグレードに使用されたトークンの70%を永久にバーンするデフレメカニズムも採用し、価値の長期維持を目指している。
ミームコイン市場が投機からユーティリティ重視へと進化する中、PepeNodeのように実用性とゲーム性を組み合わせたプロジェクトは、新たな投資機会として注目されている。


