XRP価格は10日、米預託信託決済機構(DTCC)が5つのリップル(XRP)現物ETFを掲載したことを受け、9%以上上昇した。
記事執筆時点で、XRPは2.46ドルで取引されており、先週の損失を回復している。
DTCCのウェブサイトには、ビットワイズ、フランクリン・テンプルトン、21シェアーズ、カナリー・キャピタル、コインシェアーズの5社のETFが、アクティブおよび発売前カテゴリーで掲載された。
米政府閉鎖の終結で仮想通貨ETF承認が前進か
今回の動きは、米政府閉鎖が終結に近づいている状況と重なる。米上院では主要省庁への資金提供に関する超党派の合意が成立し、60対40で初回投票を通過した。
法案は現在下院で審議されており、その後ドナルド・トランプ大統領の署名を待つことになる。
分散型予測市場ポリマーケットでは、政府閉鎖が今週中に終了するという見方が強まっている。12日から15日の間に閉鎖が終わる確率は85%に達している。
ノバディウス・ウェルスのネイト・ジェラシ社長は「これにより暗号資産(仮想通貨)現物ETFの水門が開く」と述べ、XRP現物ETFが今週中に開始される可能性に言及した。
包括的上場基準がETF迅速承認の鍵に
米証券取引委員会(SEC)が承認した仮想通貨ETFの包括的な上場基準により、ETF申請の審査プロセスが迅速化された。
新ルールにより、申請者は修正S-1届出書を通じて申請を行うことで、従来よりも早く審査が完了する仕組みが整えられた。これにより、XRP現物ETFの審査も進展しつつある。
こうした制度面での進展にあわせて、ETF提供を目指す企業の動きも活発になっている。今月初めには、グレースケールとビットワイズが、それぞれのXRP現物ファンドに関する手数料を公表した。
カナリー・キャピタルのスティーブン・マクラーグCEOも、リップルの年次イベント「スウェル」で、同社が今週中にETFを開始する準備が整っていると説明したと報じられている。
こうした企業の動きや制度改革は、リップルの今後に対する市場の期待感を一層高めている。
HYPER、次世代スケーリング技術
仮想通貨ETFの承認機運が高まる中、次世代のビットコインスケーリングソリューションとして開発が進むBitcoin Hyper(HYPER)が、新たな投資先として注目を集めている。
同プロジェクトは現在、プレセール段階にあり、価格は0.013255ドルとなっている。
プレセール参加者の多くは、早期参入による将来的な価格上昇の恩恵を期待している。
技術面では、HYPERはレイヤー2ソリューションとしての側面を持ち、ビットコインの取引速度を飛躍的に向上させ、手数料を大幅に削減することを目指している。
ホワイトペーパーによると、同プロジェクトはソラナ仮想マシン技術を活用しており、これによりビットコイン上での、ほぼ瞬時の送金処理が可能になる。
さらに、HYPERは単なる送金効率の向上にとどまらず、スマートコントラクト機能の実装やDeFiとの統合、ステーキングによる報酬獲得機会の提供など、ビットコインエコシステムの拡張も見据えている。
一方で、こうした新興プロジェクトへの投資には特有のリスクも伴う。市場の変動性に加え、技術的課題や規制上の不確実性が存在するため、投資判断には慎重さが求められる。


