ビットコイン(BTC)は16日、1BTCあたり約1680万円前後で取引され、約2%下落した。
最近の記録的な清算は市場のリセットを示すもので、ファンダメンタルズには影響せず、構造的な回復への道を開くとの見方が出ている。
市場の調整は強気見通しに影響せず
ビットワイズのマット・ホーガン最高投資責任者は15日、週末に起きたビットコインの歴史的な清算は強気な見通しに影響しないと述べた。
ビットコインは史上最高値圏から急落し、約1672万円付近で安定したが、ホーガン氏はファンダメンタルズに関する見通しに変化はないと指摘した。
また、同氏は「永続的な影響はないだろう」とし、「市場は一息つき、再び暗号資産(仮想通貨)のファンダメンタルズに注目するだろう。そうなれば、強気市場は勢いを保って続くと考えている」と述べた。
この見方は、ビットコイン価格が1BTCあたり1648万円〜1780万円のコスト基準分位範囲内にとどまっている中で示されたものだ。
デリバティブ市場のリセットが示す未来
最近の市場の混乱の中で、現物取引の活動は急増し、25年に入ってから最高水準に達した。
一方で、ビットコイン先物の建玉は最大級の下落を記録し、1兆5200億円超のレバレッジポジションが解消された。
Glassnodeは、ボラティリティは急上昇したものの、今回の下落は広範な売りではなく、的を絞ったポジションの解消が要因と分析している。
21年5月や22年11月のFTX崩壊後に見られたデリバティブ市場のリセットに類似するものだという。
このような事象は深刻ではあるが、過剰なリスクを一掃し、「今後のより安定した市場構造の基礎を築く」とアナリストは述べる。
市場がまだ完全には回復していない中、アナリストは、現物ビットコインETFへの新たな資金流入と、安定したオンチェーンでの蓄積が信頼の回復と持続的な回復の鍵になると見ている。
こうした動きは、ビットコインの今後を左右する重要な要素とされる。
ビットコインの未来を拓く新技術
市場の回復が待たれる中で、ビットコインネットワークの取引処理速度の遅さや手数料の高さといった課題は、依然として普及の足かせとなっている。
こうした課題の解決策として、ビットコイン初の本格的なレイヤー2ネットワークとされるBitcoin Hyper(HYPER)が注目を集めている。
ホワイトペーパーによると、HYPERはビットコインのセキュリティを維持しつつ、高速処理技術を統合することで、取引速度の向上とコスト削減を目指す。
これにより、DeFiやNFTなど、ビットコインを活用した多様なアプリケーションの展開が期待されている。
HYPERは詐欺と疑われることもあるが、開発の進捗も公開されており、現在行われているプレセールでは、すでに2300万ドル超の資金を調達したと報じられている。
HYPERの購入方法は、公式サイトでウォレットを接続し、USDTやETH、BNBなどでプレセールに参加する形式が案内されている。
ビットコインの新たな可能性を拓く技術として、HYPERの将来性に市場が注目している。


