YZi Labsとハイパーリキッドに資本関係なし、CZ氏が明言

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YZi Labsのロゴから伸びる光の線が、Hyperliquidなど様々な仮想通貨プロジェクトに繋がっている

バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)共同創業者は9日、自身のベンチャーキャピタルであるYZi Labsと分散型取引所ハイパーリキッドとの資本関係を否定した

ハイパーリキッドのJeff共同創業者が過去にインキュベーションプログラムへ参加していた事実は認めたが、現在の資本関係は一切ないと説明した。

CZ氏、ハイパーリキッドとの関係を説明

声明によれば、Jeff氏は18年、当時バイナンスラボと呼ばれていたYZi Labsの第1期インキュベーションに参加していたが、プロジェクトは成功に至らず、YZi Labsも投資回収には至らなかったという。

そのため、現在ハイパーリキッドの株式やトークンは一切保有していないと明言。加えて、Jeff氏とは過去にも接点がほとんどなく、最近予定されていた通話も実現しなかったという。

こうした説明は、分散型デリバティブ市場で急成長中のハイパーリキッドにバイナンスが関与しているのでは、という憶測を払拭する狙いがあるとみられる。

DEXは中央管理者を介さず、ユーザー同士が直接取引できる点で注目されている。

投資戦略の転換とCZ氏の役割

25年1月、バイナンスラボはYZi Labsとして再始動し、独立したファミリーオフィス型VCへ移行。Web3やAI、バイオテクノロジーなどを対象に、約100億ドルを運用している。

最近では、BNBチェーン支援の一環として10億ドル規模のBuilder Fundを設立し、ハイパーリキッドを上回る取引高を記録したAstarにも投資している。

CZ氏は「これは外部投資家を含まないプライベートなベンチャーだ」とし、自身の個人投資ビークルであることを強調。

PancakeSwapやAsterなどのプロジェクトを支援しており、バイナンスとの競争関係にかかわらず、業界の発展に寄与する意向を示した。

こうした投資方針は、暗号資産(仮想通貨)投資の選択肢が多様化するなかで注目されるVCの動向とも一致している。

著者: 白石 一颯

仮想通貨・ブロックチェーン分野を中心に、最新ニュースや規制動向、プロジェクト分析などを取材・執筆。国内外の信頼性ある情報源をもとに、読者に正確で有益なコンテンツを届けています。専門性と透明性を重視し、投機に偏らない情報提供を心がけています。