イタリアのサッカークラブ、ACミランは8日、Web3ファンエンゲージメントプラットフォームのSocios.comとの提携を延長した。
今回の契約更新により、ACMファントークン保有者は25/26シーズンを通じて、新たな限定コンテンツにアクセスできるようになる。
ACMファントークンは、Socios.com上で提供されるACミラン公式のデジタル資産だ。
The Rossoneri family just got closer. 🔴⚫@acmilan x @Socios partnership renewed with a new Fan Token Gated Content Series bringing fans exclusive live streams, meet & greets, and behind-the-scenes moments.
Only with $ACM Fan Tokens. https://t.co/nrI5uVsOYG pic.twitter.com/F5DoxpHEEk
— Socios.com (@socios) October 8, 2025
ACミランのWeb3戦略とファントークン
ACミランは、チリーズ(CHZ)グループ傘下のSocios.comをグローバルパートナーおよび公式ファントークンパートナーとして再指定した。
両社の提携は21年に始まり、ファンとの関係構築にWeb3技術を活用してきた。
中心となるACMファントークンは、119カ国以上で配布され、世界中のファンとクラブをつなぐ役割を担っている。
これまでに850人以上のファンが試合観戦や舞台裏体験といった特典を得ており、デジタル技術によるファン参加を拡大してきた。
提携延長の背景には、ファン主導企画の成功がある。ユニフォームデザインの投票や、名選手を称えるスタンド命名、ミラノマラソンと連動したイベントなど、参加型の取り組みが評価された。
ACミランのマイケル・オッテル最高商業責任者は「長年にわたり多くの企画を実施してきた。今回の延長で、さらに多くのファンとつながることができる」と述べた。
Socios.comのアレクサンドル・ドレイファスCEOも「ACミランはWeb3の可能性を体現している」と語っている。
クラブの中核に進化するファントークン
今回の延長に伴い、両社は25/26シーズンから、ファントークン・ゲーテッド・コンテンツ・シリーズを開始する。
保有者は専用プラットフォームで、ライブイベントや選手インタビュー、ミート&グリートなどに参加可能となる。
ファントークンは単なる報酬手段ではなく、こうした体験の入り口として重要な役割を果たす。ACミランはこれまでにもNFTの導入など、先進的な取り組みを進めてきた。
クラブの公式発表では、ACMトークンが進化する「エンゲージメントエコシステムの中心」と位置づけられており、暗号資産(仮想通貨)技術が伝統的なスポーツ界に浸透していることを示す象徴的な事例となっている。
