ビットコイン(BTC)は5日、史上最高値を更新した。一方で、中央集権型取引所における保有量が6年ぶりの低水準に落ち込んだことが分かった。
コインベースとTradingViewのリアルタイムデータによると、ビットコインは25年10月5日に12万5700ドルに達し、同年8月14日に記録した12万4500ドルの過去最高値を上回った。
9月1日には一時約10万8300ドルまで13.5%下落したが、その後、力強い回復を見せた。
この価格回復は、25年を通じて続いた機関投資家および個人の買い意欲を反映している。
取引所準備高の急減と構造変化
価格上昇と同時に、オンチェーン分析会社グラスノードのデータによると、中央集権型取引所におけるビットコインの準備高は25年4日時点で283万BTCにまで減少した。
これは、ビットコインが弱気相場で約8000ドルで取引されていた19年6月以来の最低水準となる。
クリプトクオントもこの傾向を裏付けており、取引所の保有量はさらに少ない245万BTCで、7年ぶりの低水準だと報告している。
5日の最高値に至るまでの2週間で、11万4000BTC以上が取引所から引き出された。この動きは、長期保有を目的とした構造的な変化を示している。
暗号資産(仮想通貨)が取引所から自己管理型ウォレットや機関投資家向けファンド、企業資産へ移動するパターンは、過去にも見られた。
市場で取引可能な供給量が減少することで、需要の変動に対する価格の感応度が高まる傾向がある。
マクロ経済・機関投資家の動向が価格に影響
今回の供給ショック、マクロ経済の動向、機関投資家の採用拡大が、ビットコインの最高値更新と取引所準備高の減少を同時に引き起こした。
こうした複合的な要因は、ビットコインの今後の価格動向を左右する鍵となっている。
取引所から引き出された仮想通貨は、市場における売り圧力の低下と希少性の高まりを意味する。
アナリストは、メタプラネットのような企業がインフレヘッジ目的に保有を拡大した25年の動きと同様に、企業や機関投資家による戦略的な買い集めが背景にあると分析する。
さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)高官が25年7月に26年初頭の利下げを示唆したことも、リスク資産への資金流入を後押しした要因のひとつだ。
市場構造の分析では、現在の取引所準備高の低水準が、19年の弱気相場時とは対照的であり、ビットコインが機関投資家向けの資産クラスとして成熟したことを示している。
テクニカル指標もさらなる上昇の可能性を示しており、アナリストのレクト・キャピタル氏は、12万6500ドルを明確に上抜ければ、15万ドルへの急騰を促す可能性があると指摘している。
Bitcoin Hyperが示すレイヤー2の未来
ビットコインが資産クラスとして成熟し、史上最高値を更新する中で、その基盤技術の可能性を広げる新たな動きも進んでいる。
そうした技術革新の一例が、ビットコインのレイヤー2スケーリングソリューションとして設計されたBitcoin Hyper(HYPER)である。
ホワイトペーパーによると、HYPERはソラナ・バーチャルマシンとゼロ知識ロールアップ技術を統合することで、ビットコインネットワーク上にDeFiアプリケーションやNFT、スマートコントラクト機能を実装することを目指している。
HYPERは現在プレセール段階にあり、すでに約2000万ドルの資金調達に成功している。プレセール価格は約0.01305ドルで、年率59%の高いステーキング利回りも提供されている。
次の有望銘柄として注目を集める一方で、HYPERは詐欺ではないかといった懸念の声も一部で上がっている。
著名アナリストは、HYPERの将来性に期待を寄せており、イーサリアムやソラナを上回る最大100倍のリターンも見込めると分析している。
HYPERの買い方はシンプルで、公式サイトにアクセスし、対応ウォレットを接続するだけで購入できる。

