米医療デザイン会社のフォワード・インダストリーズは15日、ソラナ(SOL)を682万2000枚取得し、総額が約15億8000万ドルに達した。
平均取得単価は232ドルで、ソラナの保有量で世界最大の上場企業となった。
取得資金のほぼ全額が、同日に完了した16億5,000万ドルの私募増資取引(PIPE)によって調達された。
同社の公式サイトでは「世界最大のソラナ財務を構築・管理する」と記載されており、この方針は、ストラテジーがビットコイン(BTC)で採用した企業戦略をソラナに応用したものとみられる。
今回の資金調達には、ギャラクシー・デジタルやマルチコインキャピタル、Jump Cryptoなどの著名な暗号資産(仮想通貨)投資会社が参加した。
ソラナ取得の背景と市場への影響
取得はオンチェーン取引と公開市場で実施され、IndexBoxによると、うち100万ドル分はソラナ基盤のDEXアグリゲーターであるDFlowを通じて購入されたという。
取得したソラナはすべてステーキングに回されており、同社に追加の利回りをもたらしている。
この動きは市場でも好意的に受け止められた。ナスダックに上場するフォワード・インダストリーズの株価(FORD)は発表後に27%超上昇し、36.58ドルを記録した。
ソラナも発表後24時間で一時3.5%下落したが、週間では10%上昇し、主要な仮想通貨の中でトップクラスのパフォーマンスを示している。
同社の保有枚数は、これまで最多とされていたUpexiやDeFi Development Corpの約200万SOLを大幅に上回っており、循環供給量の約3分の1を占める規模に達した。
これにより、同社はソラナのエコシステム内での存在感を一段と高めた。
