東証上場のメタプラネットは9日、ビットコイン(BTC)の保有量を大幅に増やすため、14億ドル(約2050億円)の資金調達を完了した。
東京証券取引所の資料によると、同社は当初1億8000万株だった引受枠を3億8500万株に拡大。1株あたり532円での国際公募により、発行済株式数は約15億株に増える見込みだ。
発行価格等の決定に関するお知らせ pic.twitter.com/MHbShe3Nhz
— Metaplanet Inc. (@Metaplanet_JP) September 9, 2025
メタプラネット、BTC戦略を強化
同社は調達前に約1520万ドル分のBTCを追加取得し、保有量は2万136 BTCに達した。これにより、世界で6番目に多くBTCを保有する公開企業となった。
平均取得価格は10万3196ドルで、累計投資額は20億8000万ドルとなっている。
BTCの保有目標も引き上げられ、5年末までに3万BTC、26年までに10万BTCとし、当初計画の約3倍に拡大された。
背景には、BTCをインフレや通貨下落へのヘッジと見なす動きがある。メタプラネットは、日本の経済的課題を相殺する手段として、BTCを主要財務資産と位置付けている。
調達資金のうち1837億円はBTCの購入に充てられ、これにより総保有量は約3万2726 BTCに増加する見込みだ。
残りの204億円は、BTC関連事業の拡大に使われる。株価は一時10%下落したが、過去1年で500%上昇している。同社株は、他のBTC関連株と同様に、BTC価格と連動する傾向がある。
