RAKBANKは22日、バイナンスコイン(BNB)の取引サービスを開始した。
RAKBANKはアラブ首長国連邦(UAE)の大手金融機関で、自社のモバイルバンキングアプリを通じて暗号資産(仮想通貨)の取引サービスを提供している。
このサービスにより、UAE居住者は外部取引所を介さず、同銀行のアプリを通じてBNBなどの仮想通貨を直接売買できる。
$BNB is now tradable on RAKBANK — one of the UAE’s largest banks! 🇦🇪
The bank launched its crypto trading service through its app, with BNB among the first 8 coins available to customers.
BNB SZN @cz_binance 🔥 pic.twitter.com/rLQAUJQQLd
— غازي – Ghazi (@Q8Three) August 22, 2025
UAEの仮想通貨ハブ構想が後押し
今回のサービス開始は、UAE政府が推進する仮想通貨ハブ構想による環境整備が背景にある。同構想は、伝統的な金融機関が安全に仮想通貨サービスを統合できる基盤を提供している。
RAKBANKにBNBが加わったことで、機関投資家による採用が進むと見られており、保守的な投資家層でも仮想通貨への信頼性が高まりつつある。
また、同サービスは、外部取引所の利用や外貨両替の手間を排除することで、仮想通貨普及の障壁を取り除く。
これにより、UAEの一般ユーザーにとって、デジタル資産がより身近な存在になることが期待される。
サービス運営は、中東・北アフリカ地域で規制を受けたデジタル資産プロバイダーのビットパンダとの提携により実現した。
BNBの今後と市場への影響
RAKBANKのプラットフォームは現在、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、BNBなど、主要8銘柄に対応している。
時価総額で5番目に位置するBNBは、今回の発表を受けて価格が一時880ドルの史上最高値に達し、その後は844ドル前後で推移している。
RAKBANKの統合により、UAEの顧客は単一の銀行インターフェース内で従来の金融資産と仮想通貨を一括管理できるようになる。
市場アナリストは、BNBの取引量拡大に加え、RAKBANKがUAEのフィンテック分野におけるリーダーとしての地位を強めると指摘している。
また、今回の成功は他の中東の主要銀行による仮想通貨導入の動きが広がっている。特に、国際送金に強みを持つリップル(XRP)などの採用も視野に入る。
