米国のソラナ現物ETF(上場投資信託)群は16日、全体で純流出を記録した。
2025年10月後半に取引が開始されて以来、ソラナ(SOL)の現物ETFは安定した資金流入を維持してきた。
しかし、1月16日のデータによると、これらETF全体で222万ドル(約3億5000万円)の純流出となった。これは過去6週間以上で初めての出来事であり、市場の注目を集めている。
6週間ぶりの資金流出
データサイトSoSoValueによると、米国市場では現在8つのソラナ現物ETFが運用されている。
その中でもビットワイズの「BSOL」は7億6100万ドル(約1200億円)の資産を保有し、市場をリードしている。
これに続くグレースケールの「GSOL」やフィデリティの「FSOL」を含め、ETF市場全体での純資産総額は12億1000万ドル(約1911億円)に達している。
今回の流出まで、ソラナETFは非常に堅調な推移を見せていた。ローンチ以降、純流出を記録したのはわずか3日のみである。
累積の純流入額は8億6400万ドル(約1365億円)に上り、機関投資家からの強い需要を裏付けている。
プロバイダーごとの動きに差
今回の純流出の内訳を見ると、すべてのETFから資金が抜けたわけではないことが分かる。
フィデリティのFSOLには40万ドル(約6300万円)の流入があった一方で、グレースケールのGSOLからは192万ドル(約3億円)、21SharesのTSOLからは72万6000ドル(約1億1400万円)が流出した。
この対照的な動きは、投資家がソラナへのエクスポージャー(保有分)を完全に手放しているわけではないことを示唆する。
むしろ、特定のETFプロバイダー間での資金移動や、戦略的なポジション調整が行われている可能性が高い。市場関係者は、これを一時的な調整と見ている。
流出が発生した時点で、ソラナの価格は約142.76ドル(約2万2500円)で取引されていた。
ネットワーク自体は24時間で800万の新規アドレスが増加するなど成長を続けており、ファンダメンタルズは依然として強固だ。
今回の動きは、長期的な仮想通貨長期保有を目的とした機関投資家の関心が薄れたわけではなく、短期的な市場心理の変化によるものと考えられる。
また、ポートフォリオの多様化を検討するなら、仮想通貨おすすめ銘柄をチェックすることも重要である。
