米国の暗号資産(仮想通貨)現物ETF市場は9日から13日までの期間、ビットコイン(BTC)などで3週連続となる大規模な資金流入を記録した。
ビットコインとイーサリアムが市場を牽引
ビットコインETFは7億6700万ドルの純流入となった。ブラックロックのIBITが6億100万ドル、フィデリティのFBTCが1億4800万ドルを集め、全体を力強く牽引した。
イーサリアム(ETH)ETFも1億6100万ドルの純流入を記録した。
グレースケールのETHEからは1341万ドルの資金が流出したものの、フィデリティのFETHが9017万ドルを集めて補った。
両銘柄ともに3週連続の純流入となり、機関投資家の需要が継続している状況が浮き彫りになった。
米国のインフレ指標など経済データの影響を受けつつも、市場全体として前向きな動きが続いている。
アルトコインETFは銘柄間で明暗が分かれる
ソラナ(SOL)の現物ETFは、全体的に取引活動が落ち着いている中で1070万ドルの純流入を記録した。
ビットワイズのBSOLへの1467万ドルの流入が、ヴァンエックのVSOLからの流出を上回る結果となった。
一方で、リップル(XRP)の現物ETFは2807万ドルの純流出となった。フランクリン・テンプルトンやビットワイズのファンドから資金が抜け、アルトコインに対する市場の圧力や特定発行体の動向が影響したとみられる。
13日時点での純資産総額は、ビットコインETFが918億3000万ドルに達し、ビットコインの時価総額の6.43%を占めている。
イーサリアムETFは122億6000万ドル、ソラナETFは8億5500万ドル、XRP ETFは9億8400万ドルとなっている。
